ダイヤルからメカを魅せるラドー「オープンハート」にピュアホワイトが登場

  • 文:笠木恵司

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ダイヤルからムーブメントが見えるラドーのハイテクセラミックモデル「トゥルー オープンハート オートマティック」に純白のモデルが追加された。既存のチョコレートブラウン、ブラック、プラズマに次ぐ新色。男女を問わないジェンダーレスなカラーなので、ホリデーシーズンのプレゼントにもできそうだ。自動巻き、ハイテクセラミックケース&ブレスレット、ケースサイズ40.0×47.3㎜、5気圧防水。ラドー「トゥルー オープンハート オートマティック」¥242,000(税込)

ミルクをそのまま固めたような、透明感のある奥ゆきを感じさせるピュアホワイト。ダイヤルのダイナミックな開口部からメカがのぞくラドーの「トゥルー オープンハート オートマティック」に、待望の新色が追加された。既にブラックやメタリックなプラズマなど、ラドーを象徴するカラーがラインアップされているが、純粋無垢なホワイトは初めて。ハイテクセラミックのケース&ブレスレットをポリッシュで磨き上げた艶感が、なめらかな素材をより魅力的に見せている。

いまでは腕時計においてセラミックは珍しい素材ではないが、ラドーは1986年にハイテクセラミックを初めて腕時計に導入した先駆者であり、その後も新色やさまざまな新素材を発表。マスター・オブ・マテリアル(マテリアルの名匠)とも呼ばれる。とりわけハイテクセラミックでは、素材となる酸化ジルコニウムの微粉末をペースト状にする特殊な結合材を開発。これを射出して金型の細かな部分まで浸透させる技術によって、複雑な形状もモノブロックで一体成形することを可能にした。このため、肌触りや装着感に優れているだけでなく、ムーブメントをケースに固定する金属部品なども削減。セラミックの特質のひとつである軽量化にも寄与しているという。

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大胆なオープンワークのダイヤル越しに、テンプや主ゼンマイ、ペルラージュ仕上げが施された地板などを見ることができる。

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セラミックとメカのコントラストを楽しむ

セラミックは周知のように粘土の焼き物がルーツだが、1980年代から急速に発展。高純度の人工原料によって必要とされる特性をもたせた、さまざまな機能性セラミックが登場している(ファインセラミックス)。腕時計では、最も高い強度を実現できる前述の酸化ジルコニウムを使用。刃物などの素材にもなっていることからわかるように、傷がつきにくく、低アレルギーで腐食にも強い。

「トゥルー オープンハート オートマティック」は、このハイテクセラミック特有の質感を楽しめるだけでなく、その艶のある素材とは対照的な“メカ魅せ”が独特の雰囲気をもたらしている。オープンワークが施されたダイヤルの手前には、ペルラージュと呼ばれる装飾仕上げを施した地板や主ゼンマイ、輪列などが見える。12時位置ではテンプが心臓の鼓動のように往復振動。ピュアホワイトのケースの中で生命が力強く息づいていることを実感させる。

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サファイアクリスタルのケースバックからもムーブメントが見える。搭載しているのは約80時間のロングパワーリザーブを誇る「キャリバーR734」

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高い耐磁性とロングパワーリザーブも魅力

ホワイトのバーをローズゴールドのバーで両側から挟み込んだ時分針とインデックスがラグジュアリーなテイストを加える一方で、ムーブメントは耐磁性の高いニバクロン・ヒゲゼンマイを備えた約80時間のロングパワーリザーブ。インデックスと時分針は蓄光性夜光塗料も塗布されているので、磁気を意識することなく1日24時間をタフに普段使いできる。

腕時計は、それを持つ人の個性や趣味嗜好を想像させずにはいられない。このモデルは、ピュアホワイトのハイテクセラミックが清潔で爽やかなイメージを与えるだけでなく、オープンワークのダイヤルがエネルギッシュな人間味を感じさせるのではないだろうか。

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「トゥルー オープンハート オートマティック」の既存モデル。ラドーが得意とするハイテクセラミックをケース&ブレスレットに使用しており、いずれもポリッシュ仕上げの艶が美しい。左から、チョコレートブラウン(¥258,000)、ブラック(¥242,000)、プラズマ(¥253,000)。価格はいずれも税込。

問い合わせ先/スウォッチ グループ ジャパン ラドー事業本部 TEL:03-6254-7330

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ダイヤルからメカを魅せるラドー「オープンハート」にピュアホワイトが登場

  • 文:笠木恵司

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