現代美術の“いま”を体現! 注目すべき40代以下のアーティストたちによる作品が、六本木ヒルズに集結

  • 文:野村萌々
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10月22日から、日本の40代以下の現代美術家たちの作品が六本木ヒルズに集結する。アーティストの大山エンリコイサムとアウディのコラボカーにも注目。画像は会場イメージ。

六本木ヒルズに本格的な現代アートギャラリー「カダン六本木」が10月22日から期間限定でオープンする。プレミアム モビリティを謳う屈指のカーブランドであるアウディが日本の現代美術業界の盛り上がりに寄与すべく、日本現代美術シーンを牽引する主要ギャラリーの集う日本現代美術商協議会CADANとタッグを組み、ギャラリーが推薦する10点の作品を展示・販売する。会場入り口にはアメリカのニューヨークやブルックリンでも活躍するアーティスト、大山エンリコイサムとのコミッションワークやコラボカーが展示される予定だ。

また、大ヒットしたアートドキュメンタリー映画「ハーブ アンド ドロシー」を10月25日〜10月29日の5夜連続、本イベント限定で再上映する。慎ましく生活を送りながら、30年間にわたってお気に入りの現代アートをコツコツと買い集め、全米きってのコレクターとなったひと組の老夫婦の微笑ましくも感動的なドキュメンタリーだ。映画の申し込みはこちら

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“いまの現代美術”を体現する作品が集結

今回のセレクションの基準は、「40代以下の将来性のある作家であること」「日本の現代美術のいまを体現する作品であること」そして、「アウディのブランドコンセプトと何か響き合う要素があること」という3要素で、多数の応募の中から厳選されている。

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前田 沙希(まえだ・さき)●1993年、福井県生まれ。2015年京都芸術大学美術工芸学科油画コース卒業。個展に2017年「DUAL BLUE」(GALLERY TOMO ITALY, MAG/イタリア)、2021年「convergence-boundary」(Artist-in-Residence賀茂なす/京都)などがある。日常の中で感じ取る物事の相対性や対比を、ペインティングナイフのみを利用して、トライアングルのフォルムに表現する。写真の作品は、キャンバスにマスキングテープのみで境界をつくり上げ、納得したところで初めてペインティングナイフと油絵の具を手に取って制作。2021年 キャンバス、油彩 2273×1620mm @SAKI MAEDA photo by Saki Maebata courtesy of MISA SHIN GALLERY #前田紗季

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CADAN ROPPONGI presented by Audi

開催日程:10/22〜11/3
開催時間:
10/22、11/1、11/2:11時〜20時(最終入場19時30分)
10/23〜10/31、11/3:11時〜17時30分(最終入場17時)
開催場所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ カフェ/スペース
https://www.roppongihills.com/shops_restaurants/restaurants
コラボカー対象車種:e-tron GT
https://www.audi.co.jp/jp/web/ja/models/tron/audi-rs_e-tron_gt.html#nm-anchor-1470594659

CADAN ROPPONGI presented by Audi
https://www.audi.jp/progress/art/cadan_roppongi

※開催日時・内容などは変更となる場合があります。事前に確認をお薦めします。