ヴァン クリーフ&アーペルが、 蜷川実花&田根剛と描く幻想空間

  • 文:高田昌枝(パリ支局長)

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PARIS パリ
フランス

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(C)Van Cleef & Arpels

1906年の創業以来、自然にインスパイアされたジュエリーの数々を世に送り出してきたヴァン クリーフ&アーペル。写真家・蜷川実花の鮮やかな色彩の世界に共感した同メゾンは、花をたたえる写真展『フローラ(植物相)』を実現させた。

幻想の花畑のような会場デザインは建築家、田根剛の仕事。万華鏡と迷路がコンセプトという、妖しくも美しい没入型の空間をつくり出した。1920年代〜2000年代までの同メゾンのフローラルモチーフのマスターピースが浮かび上がる演出だ。ヴァンドーム広場、オテル・デヴールにて。(入場無料、要予約。開催中~11/14)

www.vancleefarpels.com/jp

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