餃子愛が止まらない! 鈴木砂羽がいちばん推したい一軒

  • 写真:小野広幸
  • 編集&文:小寺慶子

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いちばん推したい1軒

蓮月

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「納得いくレシピにたどりつくまでに丸2年かかった」と店主の品川祐司さんが言う焼き餃子は6個¥648。

昔から身近だった餃子は、食べる“総合芸術”。

浜松出身ということもあって、昔から餃子は身近な存在でした。浜松餃子は、鉄鍋の真ん中にモヤシが盛られているのが特徴。家の近所のお店からよく母が買ってきたのが懐かしいですね。大人はビールのおつまみ、子どもはご飯のおともにっていう感じで、餃子があればみんなゴキゲン。でも、本格的に餃子に目覚めたのは東京に出てきてから。友人に蒲田においしい餃子のお店があるよ、って連れて行ってもらった「歓迎」で衝撃を受けました。自分のスタンダードは浜松スタイルだったけど、餃子って奥が深いんだなーって。「芸能人餃子部」の部長をしていることもあり、いろいろなお店に出没しているんですが、最近のお気に入りは乃木坂の「蓮月」。水餃子の餡にラム肉を使っているのがおいしくて、結構な頻度で行っています。餃子は食べる総合芸術なので、どのお店にもそれぞれのよさがあります。ただ、いろいろな種類を食べたいので、サイズは大きすぎないほうがいいかな。餃子の街として、いま注目しているのは、亀戸。ポリシーをもって代々、店の味が受け継がれているところに下町の人情や温かさを感じます。餃子部の部長として、これからも餃子道をまい進していきたいですね!

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「羊肉の風味と皮のもっちり感がクセになります」と鈴木さん。醤油とラー油で食べるのがお薦めだ。

鈴木砂羽●女優。舞台『なりたい自分にな~れ!』(本多劇場)、舞台『マクベス』(世田谷パブリックシアター)ほか、出演。

蓮月

住所:東京都港区南青山1-23-7 Grange南青山101 
TEL:03-6432-9640 
※店舗情報が変更となる場合があります。事前に確認をお薦めします。

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この記事はPen 2016年4/15月号「1冊まるごとおいしい餃子。」特集より再編集した記事です。