タフで誠実、最後に頼れる男の時計はブライトリングで決まり

  • 文:並木浩一
  • 写真:宇田川淳
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映画のスクリーンに登場する腕時計は、夢の世界を構成する小道具であり、手に入れたくなる憧れの品だ。そんな一品を探して、フィルムの世界を探索した。

BREITLING×BLOODDIAMOND(2006年)

シエラレオネ共和国での内戦を背景に、違法なダイヤモンド密輸の問題が絡む社会派サスペンス『ブラッド・ダイヤモンド』。元傭兵のダイヤモンド・ブローカー役で主演したレオナルド・ディカプリオが着けているのは、ブライトリングの「クロノアベンジャー」である。アウトローながら正義感をもつタフな主人公に、ソリッドなデザインで45㎜の大型ながら、チタンケース採用で軽量なモデル。意外性をともなった魅力が腕時計の持ち主に重なる。現在このモデルは廃版となり、現行の後継モデルのひとつが「アベンジャーⅡ」。ブライトリングのフラッグシップ・モデルであるクロノマットに採用されている著名なディテール、ベゼルのライダータブを継承するモデルとして根強い人気がある。

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DMA-8.png「アベンジャー Ⅱ」。自動巻き、ステンレス・スチール、ケース径43㎜、逆回転防止型ベゼル、30分計、12時間計、パワーリザーブ約48時間、カーフ革ストラップ、300m防水。¥627,000/ブライトリング・ジャパン TEL:0120-105-707

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※Pen2017年12/1号「腕時計100の物語」特集よりPen編集部が再編集した記事です。