Penでは、これまでにもさまざまなかたちで日本酒の魅力を伝えてきましたが、いま新たに提案しているのが「純米酒、ふだん飲み」というスタイルです。日本酒を日常の中でもっと楽しみたいという人が確実に増えているいま、 つくりも味わいもピュアな純米酒をリラックスして楽しもうというのがその内容です。そんな楽しみ方をたくさんの人たちに体感してもらおうと、去る12月3日(東京)・10日(大阪)に読者参加型イベント「SAKEとSAKANAの新提案。」が開催されました。
フィーチャーしたのは、大手酒造メーカーである大関株式会社が2015年に発売した「純米酒 醴(RAI)」。しっかりした味わいとコクとを合わせもつこの純米酒は、生き生きとした香りを伴ったなめらかな口当たりから、のどごし、コクのある余韻までがバランスよく調和する、まさに「ふだん飲み」にぴったりな酒。この「醴」を味わいながら、会場に用意された6つのテーブルを回り、参加者に新しい日本酒体験をしてもらうというのがイベントの狙いです。
Pen編集長・安藤貴之による乾杯の音頭でイベントがスタートすると、参加者は各々気になるテーブルへ。6つのテーブルに設けられたテーマは、「原酒との飲み比べ」「酒器と温度の違いによる飲み比べ」「日本酒カクテル」「缶詰」「洋のSAKANA」「世界のSAKANA」。特に、「醴」とその原酒を飲み比べできるテーブルには絶えず人があふれていました。ステージでは「ふだん飲み」に関するトークショーや、「荒井伝太トリオ」によるジャズの生演奏が行われ、会場はますますヒートアップ!
大阪でも大盛況! 絶品グルメに豪華なお土産も。
一方、大阪で開催された同イベントも大いに盛り上がりを見せました。こちらで人気を集めたのは、食に関するテーブルです。東京西麻布にあるイタリアンレストラン「リストランテ アルポルト」の片岡宏之シェフが考案した料理は、「にんにく香る明太カナッペ」など、どれも純米酒と相性がいいものばかり。料理のレシピ詳細はPen Onlineでも紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。そのほか、チーズの専門家である森節子さん監修の厳選チーズも大好評!
「酒器と温度の違いによる飲み比べ」のテーブルでは、「醴」の温度によるお薦めの酒器が用意されました。雪冷え(5°)、涼冷え(10°)、花冷え(15°)、熱燗(45°)の異なる温度で提供される酒を、それぞれロックグラス、フリュートグラス、ワイングラス、お猪口で味わってみると、香りや味わい、コクに変化が出るから不思議です。東京の会場と同様に、トークショーやジャズの生演奏も行われ、あっという間にイベントの1時間半が過ぎていきました。
最後に参加者をさらに喜ばせたのが「醴」の四合瓶に加え、お猪口、オリジナルグラス、缶詰などが揃ったお土産のセットです。このイベントに参加することで見つけた自分好みの飲み方=「ふだん飲み」を、家庭で実践してもらおうと用意されました。突き詰めると奥深い日本酒の世界ですが、米と米麹と水だけでつくられている純米酒は、最もピュアに「香り」と「旨味」を実感できるもの。皆さんもぜひ日常の中で解放的な気分を楽しんでみてください。(Pen編集部)
●醴ブランドサイト www.ozeki.co.jp/rai
問い合わせ先/大関株式会社 お客様相談室
TEL:0798-32-2016