建築からプロダクトまで‟木”のよさを再発見!「ウッドデザイン賞 2019」が今年もスタート

文:和田達彦

木のよさや価値を再発見できる製品や取組みを国内外に発信する「ウッドデザイン賞」。2015年から毎年実施されていますが、5回目となる今年も応募作品の募集がスタートしました。 日本では、戦後に造成された人工林がいよいよ本格的な利用期を迎えていますが、こうした森林は放置すると、土砂災害の原因になる危険があります。そのため、適切に伐採するなど整備を行い、木材として積極的に利用していくことが重要になります。そこでより多くの人にもっと木の価値を知ってもらおうという意図で設立されたのが、この「ウッドデザイン賞」というわけです。 応募対象となるのは、木製品はもちろん、建築や空間、建材や部材、人材育...

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