代官山で開催中のヴァン クリーフ&アーペル期間限定エキシビション。ユニークな仕掛けにより生まれる、幻想的な世界に浸る

写真:齋藤誠一 文:高野智宏

館内に3つの水辺が設けられ、そこに彩り鮮やかな晩春の花々が、生命の輝きを誇るよう咲き誇っている。奥には、そんな花々の一瞬を永遠に閉じ込め、眩いばかりに輝き続ける美しいジュエリーが並ぶ。 花々とジュエリーの類まれなる共演。これはフランスのハイジュエラー、ヴァン クリーフ&アーペルが代官山T-SITE GARDEN GALLERYで開催しているエキシビション「LIGHT OF FLOWERS ハナの光」の様子だ。 空間を演出したのは、華道家の片桐功敦。片桐がメゾンのジュエリーにインスピレーションを受け創造したのは、花をテーマとした美しく可憐で、なによりその生命の煌きと尊さを感じる空間だ。

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