建築好きなら一度は泊まるべし! ヘルツォーク&ド・ムーロンが手がけるバーゼルのこだわりホテル

文:河内秀子

スイス、バーゼルに拠点を置く建築家ユニット、ヘルツォーク&ド・ムーロンが、お膝元のバーゼルで、中世からの歴史をもつ伝統ある「フォルクスハウス(市民会館)」をホテルにリノベーション。全45室ある部屋は家具やランプに至るまで、すべて彼らが手がけたとあって、建築やデザイン好きの話題を呼んでいる。 1925年に建て替えられたフォルクスハウスの建物は当時、コンサートホールやレストラン、ショップなどがあり、人々の交流の場となっていた。70年代にオフィスに改装されてしまったが、今回の改装では「1925年のオープン時の多彩な空間を取り戻していまに伝えたい」と、ヘルツォーク&a...

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