人気沸騰中の「チューダー」の「ブラックベイ クロノ」に、SS&イエローゴールドのラグジュアリーなコンビモデルが登場!

  • 文:笠木恵司

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新作「ブラックベイ クロノ S&G」。スチールブレスの中コマも18Kイエローゴールドのコンビ。2コマ目以降はキャップゴールドにして価格を抑えています。自動巻き、パワーリザーブ約70時間、ケース径41mm、200m防水。¥724,700(税込)

ダイバーズウォッチらしい重厚感に加えて、高精度な機械式クロノグラフを操作する快感。そして、ブラックフェイスに18Kイエロ―ゴールドをアレンジしたラグジュアリーでエレガントな雰囲気。1本で3つの楽しみを享受できる新作、チューダー「ブラックベイ クロノ S&G」が発売されました。ロレックスのファミリーとして誕生したチューダーは、昨年10月末に日本に本格上陸。大きな話題を呼んでいるので、そんな人気沸騰中のブランドを腕に巻けることも4つ目の魅力といえるかもしれません。

「ブラックベイ」は、1954年発表のプロ向けダイバーズウォッチを継承するチューダーの代表的なコレクション。また一方で同社は、モーターレースなどに使用するクロノグラフも1970年から手がけてきました。「ブラックベイ クロノ」は、この水・陸ふたつの伝統と技術蓄積を融合したアクティブなシリーズ。なかでもムーブメントは、ブライトリングが自社開発した傑作「キャリバー01」にチューダーの技術を導入。針飛びの怖れのない垂直クラッチに加えて、ヒゲゼンマイがシリコン製なので耐磁性にも優れています。約70時間のロングパワーも実用的。

新作の「ブラックベイ クロノ S&G」は、高級素材の18Kイエローゴールドをリューズ、プッシュボタン、ベゼルにアレンジ。精悍なブラックフェイスに、コントラストの効いたシャンパンカラーのサブダイヤルがスタイリッシュな印象。その一方で、ソフトな膨らみをもつドーム型風防のレトロ感が男の優しさを感じさせます。

ロレックスを創立したハンス・ウイルスドルフは、チューダー設立の際に「ロレックスの技術と信頼性を備えた先駆的な腕時計を創りたい」と語りました。この「ブラックベイ クロノ S&G」は、そんな彼の念願を現代的に成就したモデルといえそうです。

ドイツ空軍のパイロット用が起源とされるBUNDタイプのレザーストラップモデル(左側)。腕時計の裏側を支える部分を取り外せば普通のレザーストラップになります(右側)。スペックはブレスレットモデルと同じ。¥596,500(税込)

ムーブメントはブライトリングと共同開発したキャリバー「MT5813」。シリコン製バランススプリング(ヒゲゼンマイ)を使用しており、耐磁性にも優れています。COSC(スイス公式クロノメーター検定協会)の精度審査をクリアしたクロノメーター。

問い合わせ先/日本ロレックス TEL:03-3216-5671