アウトドアや防災に役立つLEDランタンについて教えて!
VOL
52
写真:遠藤 宏 文:和田達彦
ライフスタイル提案型の家電店として、研ぎ澄まされたセレクトや企画性に注目が集まる二子玉川 蔦屋家電。そこでプロダクトとユーザーをつなぐ役割を担うのが、個々の製品やジャンルに精通したコンシェルジュたち。そんな彼らに疑問を投げかけ、心を満たすプロダクトを導き出すのがこの企画。今回は、使い勝手がよく、デザインに優れた充電式のLEDランタンについて聞きました。

アウトドアや防災に役立つLEDランタンについて教えて!

住コンシェルジュ:久保雄一さん。大手電気メーカーで技術者として薄型テレビなどの研究開発に携わった後、蔦屋家電へ。「開発、製造、販売を一体化しないと良い商品は生まれないと考え、エンドユーザーと直接対話できるこの仕事を選びました」

「キャンプなどのアウトドア遊びに欠かせない灯り。昔ながらのガス式ランタンの暖かな光もいいですが、最近はLEDでも雰囲気のある光が出せたり、携帯性に優れたランタンが登場しています。また充電式のLEDランタンは、災害が起きた際にも役立ちます。スマートフォンのライトで十分と思うかもしれませんが、スイッチオンして置いたり吊るしたりしておけば広い範囲を照らせ、両手が使えるLEDランタンがあるとやっぱり便利です。そこで今回は、タイプの異なるLEDランタンを2つご紹介しましょう」

Landport(ランドポート)の「ソーラーパフ」(W11×H11×D11cm)¥3,672(税込)。重量75g。明るさ60/90ルーメン。写真の白色灯「クールブライト」のほか、暖色灯の「ウォームライト」、5色の光が楽しめる「ファイブカラー」¥4,536(税込)がある。また一辺8.5cmサイズの「ソーラーパフミニ」もあり、こちらは¥2,808(税込)。

「まずご紹介するのは、Landport(ランドポート)の『ソーラーパフ』。こちらは圧倒的な軽量コンパクトさが売り。畳んだ状態の厚さはわずか1.5cm。重さも75gしかありません。そして上下のベルトを引っぱるだけでキューブ状のランタンに。内蔵された10個のLED灯の光は、膨らませたボディの中で拡散されるので、周囲の広い範囲を明るく照らしながらもまぶしくないやわらかな光になります。さらにこの製品の魅力は、電池いらずな点。ソーラーパネルを搭載していて、約8時間直射日光に当てておけばフル充電になり、弱モードなら最大12時間点灯可能です。また防水仕様なので雨天や水上、浴室などでも使えます。キャンプ用品や防災用品のバッグに忍ばせておきたい必携アイテムですね」

Forest(フォレスト)の「MoriMori LEDランタンスピーカー」(W11×H27×D11cm)¥12,744(税込)。重量500Kg。明るさ最大30ルーメン。色は写真のイエローのほか、ダークグリーン、ダークブラウン、ホワイト、グリーンの5色。ガラスグローブは別売りで曇りガラスもある¥1,944(税込)。

「次に、インテリアを演出するアイテムとしても使えるLEDランタンをご紹介します。Forest(フォレスト)の『MoriMori LEDランタンスピーカー』は、コールマンのルミエールランタンを彷彿とさせるデザイン。明るさもガスランタン同様につまみを回すことで調整できます。そしてスマートフォンなどの音源をBluetooth接続によって再生可能。音量調整はスマートフォンで行います。円筒形のボディのせいか音の広がりがよく、コンパクトながらなかなかいい音を奏でてくれます。充電はmicroUSBケーブルを介して行い、4時間でフル充電。音量や光量にもよりますが、5〜7時間の連続音源再生&ライトアップができます。防水防滴性能はないのでタフに使用するのには向きませんが、レトロなデザインはアウトドアに限らず、普段から部屋に置いて使いたくなる魅力がありますね」

●二子玉川 蔦屋家電  TEL:03-5491-8550 https://store.tsite.jp/futakotamagawa/

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