アナログな操作性と世界最速AF! レンズ交換式高級カメラ「FUJIFILM X-E2」がイケている!

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    ボディはシルバーとブラックの2種。マウントは独自規格のXマウントとなっている。撮像素子は独自開発の1630万画素APS-Cサイズ「X-Trans CMOS II」を搭載。解像感を損なうローパスフィルターを使用せず、画像処理エンジン「EXRプロセッサーII」との組み合わせで、モアレや偽色の発生を防ぎながら高解像度を実現した。

    富士フイルムから、世界最速0.08秒の高速オートフォーカス性能を備えたレンズ交換式カメラ「FUJIFILM X-E2」が11月9日に発売されます。
    富士フイルムのプレミアムコンパクトデジタルカメラ「Xシリーズ」の最新機種は、昨年11月に発売された「X-E1」の後継機で、そのデザインとカメラらしいダイヤル式の操作系を引き継ぎながら、レスポンスと画質を向上させています。

    オートフォーカス性能0.08秒はAPS-Cサイズ以上の撮像素子を搭載したデジタルカメラで最速ですが、なにより特筆すべきは、アナログなダイヤル式の操作系とボディの質感です。
    マニュアルモードでは、シャッタースピード設定と露出補正はボディ上部のダイヤルで行い、絞りの変更やフォーカスもレンズ側でできます。さらに他ブランドの多くのミラーレスカメラがファインダーを装備せず、オプションで外部ファインダーを取り付けるやり方であるのに対して、このカメラは高精細な約236万ドットの「有機EL電子ビューファインダー」を内蔵しています。ファインダーをのぞき、ダイヤルを回してシャッタースピードと露出の設定をするという、伝統的なカメラの撮影スタイルを楽しめることが、実にうれしい。

    ボディはマグネシウムダイキャストで、仕上げはレザー調となっています。また別売のMマウントアダプターを介して、豊富なバリエーションの存在するMマウントレンズを使用することもできるというマニアックな仕様も、プレミアムカメラとしては必須でしょう。プレミアムかつカメラらしいカメラが欲しい方に、お薦めです。(Pen編集部)

    上部カバーに並ぶダイヤル、シャッターなど。かつて専門用語で「軍艦部」と呼ばれたこの部分のデザインと輝きが堪らない。

    標準ズームレンズ「フジノンレンズ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」と組み合わせたレンズキット。

    FUJIFILM X-E2

    予約受付中(11月9日発売予定)。公式サイト価格¥149,800(ズームレンズキット)
    http://fujifilmmall.jp

    撮像素子:23.6mm×15.6mm(APS-Cサイズ)X-Trans CMOS IIセンサー
    有効画素数:1630万画素
    総画素数:1670万画素
    レンズマウント FUJIFILM Xマウント
    寸法:H74.9mm×W129mm×D37.2mm
    質量:約350g(付属バッテリー、メモリーカード含む)
    問い合わせ先/お客様コミュニケーションセンターTEL:050-3786-1711