ブレゲのスポーツコレクション「マリーン」に、ラグジュアリーなゴールドブレスが登場!

  • 文:笠木恵司

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「マリーン」に新しく追加された、赤みのある18Kローズゴールドケースとブレスレットのモデル。シルバーダイヤル(ゴールドプレートにシルバーメッキ)には大胆な波形のギョーシェ装飾が施されている。自動巻き、ケース径40㎜、ケース厚11.5㎜、パワーリザーブ約55時間、10気圧防水。ブレゲ「マリーン5517」¥5,841,000(税込)

伝統の継承と発展。言葉にするのは簡単でも、このアンビバレンツを実践するのは容易ではない。しかし、ブレゲは実に鮮やかに融合してきた。それを端的に象徴するスポーツコレクションが「マリーン」だ。

ブランドを創業したアブラアン−ルイ・ブレゲが高精度のマリンクロノメーター(航海用精密時計)を開発した偉業からインスピレーションを得て、初代モデルが発表されたのは1990年。伝統的な意匠を受け継ぎながらも、スポーティな機能とスタイルを追求した、現代的なコレクションなのである。2004年に「マリーンⅡ」としてリニューアル。2017〜18年には新世代と呼ぶにふさわしい斬新なデザインコードを導入して大きな話題となったが、このコレクションに18Kローズゴールドとホワイトゴールドのブレスレットモデルが追加された。

こちらは18Kホワイトゴールドのケースとブレスレットのモデル。見た目はステンレス・スチールと同じだが、重量感が異なる。波形のギョーシェ装飾が施されたブルーダイヤルとのコンビネーション。自動巻き、ケース径40㎜、ケース厚11.5㎜、パワーリザーブ約55時間、10気圧防水。ブレゲ「マリーン5517」¥5,841,000(税込)

シルバーダイヤルのモデルには18Kローズゴールドのケースとブレスレットを、ブルーダイヤルのモデルには18Kホワイトゴールドを組み合わせている。ケースとの接続部分であるラグから3連ブレスレットがなめらかに連携しており、快適な装着感が得られる。ゴールドは輝きだけでなく、もつ人だけがわかる重さも特徴だが、それが心地よく感じられるのは、ブレスレットのコマが精密に磨き上げられているからだ。艶と光沢が立体感を美しく表現しており、手首まわりを華やかに彩る。

クロノグラフのモデル。18Kローズゴールドのケースとブレスレットには3針と同じくシルバーのダイヤルを合わせている。3時位置に30分計、6時位置に12時間計。9時位置はスモールセコンド。自動巻き、ケース径42.3㎜、ケース厚13.85㎜、パワーリザーブ約48時間、10気圧防水。ブレゲ「マリーン クロノグラフ 5527」¥6,710,000(税込)

ブレゲではお馴染みのフルート装飾(コインエッジ)がケースサイドに施されている他、ダイヤルにはこのコレクションのアイコンともいえる大胆な波形の手彫りギョーシェ(装飾彫り)が。ブレゲと海の関係をアピールすると同時に、大海原への憧憬を駆り立てる。このイメージを支えるように、三日月形の中空をもつブレゲ針やローマ数字はもちろん、5分ごとのドットインデックスまで蓄光式夜光で塗装。このためローマ数字は太めにデザインされており、夜間の視認性はすこぶる高い。

その一方で、秒針のエンドには、ブレゲのイニシャルと重なる国際(海洋)信号旗の“B”をアレンジしたシンボルを配置。ちなみに、ムーブメントは最新のシリコン製ヒゲゼンマイを採用しており、耐磁性にも優れている。ブレゲらしさに満ちているにもかかわらず、機能もスタイルも新しい。高級時計にふさわしいゴールドブレスのコンビネーションだ。

アラーム機能と第2時間帯表示を搭載した複雑モデルに18Kホワイトゴールドのケースとブレスレットをコンビネーション。3時位置にアラームのセット用サブダイヤル。9時位置に第2時間帯表示。自動巻き、ケース径40㎜、ケース厚13.05㎜、パワーリザーブ約45時間、5気圧防水。ブレゲ「マリーン アラーム ミュージカル 5547」¥7,183,000(税込)

問い合わせ先/ブレゲ ブティック銀座 TEL:03-6254-7211