4K時代をフルに楽しめる、最強の録画力。
家電コンシェルジュ
concierge 麻 倉 怜 士 Reiji Asakura
デジタルメディア評論家。1950年生まれ。デジタルシーン全般の動向を常に見据えている。巧みな感性評価にファンも多い。近著に『高音質保証!麻倉式PCオーディオ』(アスキー新書)、『パナソニックの3D大戦略』(日経BP社)がある。

青野 豊・写真
photographs by Yutaka Aono
パナソニック ディーガ
Panasonic Diga 〈ブルーレイ/DVDレコーダー〉

4K時代をフルに楽しめる、最強の録画力。

これから増えてくる4K番組を録画するのには、実に頼もしい1台だ。実勢価格¥370,000(税込)

史上最強のBDレコーダーだ。これまでパナソニックには特定のチャンネルの番組を24時間すべて録り続ける「全録レコーダー」はあったが、地デジ・BSの2K放送専用で、BS4K放送は対象外だった。一方、4K放送も録れるBDレコーダーはあるが、それは全録ではなかった。そう、このDMR-4X1000は、史上初の「4K放送全録マシン」なのだ。
そもそも4Kが現行の2Kとは次元の違う高画質であることは、改めて喧伝する必要はないが、NHKのBS4Kでは、そのクオリティを活かした番組づくりに制作側が徹底的にこだわっていることに注目しなければならない。映画、ドキュメンタリー、ドラマ、自然モノ、動物モノ……と、テレビのあらゆるジャンルにおいて、4Kの高画質を活かした番組制作が行われている。NHKのBS4Kでは2Kからのアップコンバートは皆無。全部が4K撮影、4K編集のピュア4Kだ。
本機は、そんな4Kも全録可。その画期性は多いが、「しまった、予約し忘れた!」の時に、「助かった。全録君が録ってくれていた」メリットを実感する。
後から「過去録EPG(電子番組表)」をゆっくり見て、見るべき、残すべき番組を探せる。EPGでの留守録は、あくまでも自分の守備範囲の分野に限られる。そもそも興味のない番組は録画しない。しかし全録では、こんな番組があったのか、こんな人がいたのか、といった驚きの連続だ。
DMR-4X1000は4Kチューナーを二基搭載。全録用と通常の視聴・録画用だ(2K放送は8チャンネル全録が可能)。現状は、前述のようにBS4Kのひとり舞台。なのでたとえば全録はNHKチャンネルにして、4K番組が少ない民放、EPGから通常予約すればよい。民放のレアな4K番組の裏にNHK4Kの見たい番組が重なることもあるので、全録+普通録画のコンビはパワフルだ。
全録した番組を、いかに効率的に見るかの工夫も光る。過去録EPGに加え、録画番組群を映画、ドラマなどのジャンル別、シリーズ別で自動的に振り分け、まとめて表示。過去録EPGでは、あちこちに目を光らせてチェックする必要があるから、この機能は便利だ。インターネット経由で常時配信される番組ニュース記事の中に気になる番組があったら、全録アーカイブにアクセスし、呼び出して再生させることも可能。見逃した、そして見るべき番組を容易に発見する仕掛けが嬉しい。
4K×全録というだけでも画期的なのに、加えて全録ならではの強力機能。まさに史上最強のBDレコーダーと言っても、まったく過言ではない。

4K時代をフルに楽しめる、最強の録画力。

外付けハードディスクは、通常録画用と全録用で2台同時に接続可能。最大4チャンネル分録画できる。

パナソニック
電話番号:0120-878-982

※Pen本誌より転載
4K時代をフルに楽しめる、最強の録画力。