手がベタベタになるけどウマい! カニやロブスターを豪快に“つかみ食い”しに、原宿へ行こう。

  • 撮影・文:高橋一史

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天然モノを空輸した、カニやロブスターなどの食材。写真はスチーム前のもの。

2017年11月9日(木)に原宿にオープンしたシーフードダイニングは、その名も「キャッチ ザ ケイジャン シーフード(Catch the Cajun Seafood)」。「キャッチ」は手づかみの意味で、「ケイジャン」は、アメリカ南部にルーツがある辛めの香辛料を効かせたソウルフードのこと。ハワイやアメリカ西海岸では、新鮮な魚介類をケイジャン料理にし、手づかみでワイルドに食べる料理店があります。そのスタイルを日本に持ち込んだのがこの店です。

企画・運営している会社が、ロブスターロールの行列店「ルークス」を日本に誘致し、ハンバーガーの「J.S. バーガーズカフェ」も展開するフレーバーワークス(ベイクルーズ グループ)と聞けば、「キャッチ ザ ケイジャン シーフード」が目指すものが見えてくるのではないでしょうか。すなわち 贅沢な食材を、カジュアルにたっぷりと食べられるダイニングなのです。

この店の最大の特徴は、皿に盛らず、テーブルの上にそのまま投げ出された料理(!)を豪快に手づかみし、口に運ぶというアメリカ方式が実践されていること。選べる3種類のソースで味付けされたカニのダンジネスクラブやストーンクラブ、 ロブスター、野菜までも、フォークを使うことなく、手でちぎって食べていきます。さまざまな食材やカニ味噌が入り混じり、ひと口ごとに味の変化を楽しめる体験は、実にユニーク。マリン感覚の洒落たインテリアの店内で、お行儀の悪い食べ方を思う存分楽しめます。

手に匂いがつくのが気になる人や、ネイルを気遣う女性は、店が用意したビニール手袋を使うといいでしょう。スタッフに声がけすればフォークの使用も可能です。また、夜のディナーは手づかみ推奨のメニューですが、昼のランチではプレートメニューもあり、シーフードを気軽に味わえます。

気の合う人たちと、大勢でワイワイと押しかけるのが似合う空間です。スタッフがテーブルに料理を運びソースを絡める様子などを眺めつつ、話が弾むひと時を過ごしてみてください。

全76席。席にゆとりがあり、広々とした空間です。3階にある大きな窓から、昼間は光が降り注ぎます。

ディナーのメインメニューは、ロブスター入り、ダンジネスクラブ入りなど数種類のコンボメニュー[2名分 ¥8,424(税込)〜]からチョイス。スタッフがテーブルに食材を運び、目の前でソースをかけていきます。

十分に混ざったら、ワイルドにテーブルの上にザザッと!

料理の完成形。手を伸ばし、殻を割りながらそのまま口の中へ。これは4〜5名分の最上級のコンボメニュー「キャッチ ザ プレミアム コンボ」¥21,384(税込)

アペタイザーの「バターガーリックシュリンプ」¥1,382(税込)

フロアには、6名が同時に食前食後に手を洗える設備も。ちょっとしたキャンプ気分です。

4種類から選べるエプロンの、タキシードバージョン。服のセレクトショップを多数運営するベイクルーズ グループらしい遊び心です。

イベント的なフード体験へのワクワク感が高まる、階段を登った3階のネオンサイン。

キャッチ ザ ケイジャン シーフード(Catch the Cajun Seafood)

東京都渋谷区神宮前6-7-1 3F
TEL:03-5778-9226
営業時間:11時30分~15時30分(ランチ)、17時~23時(ディナー)
不定休
※2017年11月9日(木)グランドオープン
席予約サイト
www.tablecheck.com/ja/shops/catch-the-cajun-seafood/reserve