飲食店デザイン賞に、日本の作家がノミネート

  • 文:宮田華子

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LONDONロンドン

飲食店デザイン賞に、日本の作家がノミネート

文:宮田華子

今回ノミネートされた、モダン韓国料理レストラン「キムチ」。木の質感を活かした空間だ。photo: ©Nacása & Partners Inc.

9月半ばからデザイン・フェスティバルも始まり、デザインの秋を迎えているロンドン。このほど飲食店舗のインテリアデザインを競う国際賞「レストラン&バー・デザイン・アワード」の最終候補が発表され、日本の建築デザイン事務所「ドイル・コレクション」が2部門にノミネートされるという快挙を成し遂げた。「 UK独立型レストラン」と「UKファスト/カジュアルフード店」部門に選ばれた2店舗は、ともに木材を効果的に使った内装。代表の井上愛之さんは「クライアントの要望に的確な答えをつくりだすのがデザインの本質。そこを捉えたアウトプットができたのでは」と語る。最優秀賞は10月4日の授賞式で発表。賞の行方が楽しみだ。HPはこちらから→https://restaurantandbardesignawards.com

こちらも今回ノミネートされたディスプレイが特徴的な韓国系カフェ&ベーカリー「ソボロ・ベイカリー」。写真上と同様、木の質感を活かした空間だ。photo: ©Nacása & Partners Inc.