「サンローラン」の新定番メンズバッグは、機能も優れた正統進化のラグジュアリー

「サンローラン」の新定番メンズバッグは、機能も優れた正統進化のラグジュアリー

文:高橋一史

トート( W36×H35×D19cm)¥290,520

オーディオなどの家電なら、洗練されたデザインで、使いやすく丈夫なプロダクトはおおむね高価なものです。逆の言い方をすると高価であれば、高級感と機能性の両方を兼ね備えているものでしょう。難しいのは、ファッションの世界です。高価=実用的、という公式が成り立たないケースが多々あります。例えば高級セーターの代名詞、カシミア。柔らかく肌触りがよく、保温性も抜群にいいのですが、耐久性には優れていません。活動的な人が日常で着やすい服ではないのです。それはバッグにも当てはまります。ブランド品は美しく、持つ人の品格を上げてくれますが、荷物にアクセスしにくい、容量が少ない、肩に掛けられないなど、機能面ではスポーツバッグに及ばないこともしばしば。こうした理由でラグジュアリーなバッグの購入をためらっていた人もいるでしょう。

フレンチモードの「サンローラン」が、この2017年7月にローンチした新バッグは、ラグジュアリー=使う人を選ぶ、という考えを過去に押しやる現代的なシリーズです。レディスのアイコニックなバッグ、「サック・ド・ジュール・スープル(SAC DE JOUR SOUPLE)」の男性版で、精悍な黒の色で統一されています。まず注目したいのは、本体のソフトレザー。厚手ながらしなやかで、座って膝に乗せても体に馴染む風合いです。トートやブリーフケースは、床置きしたとき自立するのが特筆ポイント。サイドのレザーの縫い合わせが芯のような固さを出し、絶妙にくったりと立てられるバランスに仕上がっています。レザーは、しぼ模様とクロコダイル型押しの2種類あり、どちらも傷が目立たず日常使いに最適。

どのバッグにも(バックパックを除く)、取り外し式のショルダーストラップがつくのも大きな特徴です。荷物が増えたとき肩に掛ければ軽快に歩けます。バックパック以外はすべてシルバーカラーのジップ開閉式で、中身に素早くアクセス可能。ブリーフケースには、外側にスマホや財布を入れやすい大きなファスナーポケットも装備されています。

クリエイティブ・ディレクターがアンソニー・ヴァカレロに変わった新生サンローランは、メンズの服もリラックスしてきて、より多くの人が着やすくなりました。彼らしい機能面に配慮されたデザインの「サック・ド・ジュール・スープル」で、ワードローブに贅沢な空気を運んではいかがですか?

ブリーフケース(W36×H26×D6cm) ¥232,200

バックパック(W29×H37.5×D14cm) ¥248,400

ダッフルバッグ (W50×H30×D21cm)¥366,120 すべて、サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ(all photos:Courtesy of Saint Laurent)

サック・ド・ジュール・スープル
取扱い先/「サンローラン」直営店舗と公式オンラインストアにて。
YSL.COM

問い合わせ先/イヴ・サンローラン
TEL:0570-016655

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Feature Product 【ピアジェを巡る6つの逸話】第2回:独自のデザインが生む、永遠のレガシー
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