その名前だけでもインパクトがあるランニングシューズブランド、「ホカ オネオネ（HOKA ONE ONE）」。「ONE」の単語を見ると「ワン」と頭に浮かびがちですが、「オネ」と読みます。もちろんこのブランドが大ブレイクしたのは、印象的な名前が理由ではありません。クッション性を重視してソールを分厚くした、長時間のレースに耐えうるモデルを開発した実力が認められているのです。創業2009年の新参者ながら、瞬く間に評価を確立していきました。流行中の “ぼってりスニーカー” に通じるデザインに目をつけ、ファッションアイテムとして履く人も増えています。

同ブランドが17年にリリースしたのが、過酷なアウトドアに対応する全天候型のブーツ、「トゥ ウルトラ ハイ ウォータープルーフ（TOR ULTRA HI WP）」です。スキーブーツのようなゴツさで、価格も4万円近くながら好評を博し、なかでもシックな黒モデルは品薄になるほど。そのブーツの細部がブラッシュアップされ、「トゥ ウルトラ ハイ2 ウォータープルーフ（TOR ULTRA HI2 WP）」として18年12月に新登場しました。アッパーのレザーが、より上質になり、撥水性がアップ。旧モデルではパンチングホールだった箇所も、エンボス加工へ変更されました。さらに今回採用された色は、17年モデルで大人気だった黒です。前回買い損ねた人も、これは見逃せません！

ランニングシューズのもつクッション性と、トレッキングシューズの足のもつサポート力とを兼ね備えているブーツです。地面に接するアウトソールは、安心の「ビブラム」社製。ブーツの内部には定評のある透湿防水素材の「イーベント®（eVent®）」が仕込まれ、悪路もなんのその。ホカ オネオネのこだわりが詰まったこの一足を、雪や雨の日対策としても、靴棚に常備してはいかがでしょうか。