今年のショートショート フィルムフェスティバル ＆ アジアの様子。レッドカーペットも華やか。
大手企業のホームページで、オシャレなショートフィルム（短編映画）が公開されているのを見かけたことはないでしょうか。最近では各国の映画祭で、短編映画賞を受賞する日本作品も登場し、注目を集めています。そもそも欧米の映画業界では、若手作家の登竜門や企画のプロモーション的位置づけという意味合いも持っており、ショートフィルムの製作は盛ん。あのジョージ・ルーカスも学生時代に制作した短編作で注目され、その長編リメイクでデビューした歴史もあります。
俳優の別所哲也氏が主宰している米国アカデミー賞公認の国際短編映画際ショートショート フィルムフェスティバル ＆ アジア（SSFF & ASIA）も、日本のクリエイターを支援し、短編映画文化を根付かせようと、毎年開催を重ね、これまでに延べ32万人を動員。多くのファンを生み出しています。
そのSSFF & ASIAが、エイベックス・デジタル株式会社と組んで、新たな才能を発掘すべく「インターナショナルショートフィルム企画コンペティション」を開催。「Thrilling、Exciting、Moving」をテーマに、国境を越え世界中から企画を募り、最優秀企画には最大1億円の制作費を投下して映画制作を支援します。
手軽に観られるショートフィルムの魅力に、自分自身もクリエイターになる楽しみも加えてみるのはいかがでしょうか。（幕田けいた）
受賞者にはトロフィーの授与が。
1999年、映画祭を立ち上げた頃の別所哲也とジョージ・ルーカス監督。
インターナショナルショートフィルム企画コンペティション
応募期間： ～2016年2月29日（月）まで
応募方法：指定された応募フォームに入力の上、ショートフィルムの企画書および、指定項目をアップロード。
※第一次応募企画から優秀企画に選定された企画の応募者には2016年3月頃に選考結果を通知。
■募集の詳細は公式サイトにてwww.shortshorts.org/shortfilm_pitch/
■SSFF ＆ ASIA 2015ダイジェスト映像www.youtube.com/watch?v=W1C2cLeg6AA
■ショートフィルムを1年中観られる映画館ブリリア ショートショート シアター。2016年で8周年となるみなとみらいのショートフィルム専門映画館。2月6日（土）には、LiLiCoさんと別所哲也氏によるバレンタインスペシャルトークイベントが開催されます。詳しくはhttp://www.brillia-sst.jp/へ。