最近、スマホやタブレットで、自宅や移動中にも手軽に、自分の気になる作品を楽しむことができる便利な時代になりました。でも、映画の魅力ってきっとそれだけじゃないはず。巨大なスクリーンで大きな音と映像を、知らない誰かと思い出を共有するのも映画の醍醐味です。そんな体験が、もし夜空の下でできたら？ 「夜空と交差する森の映画祭2019」は、映画の新しい魅力と出合える日本最大級の野外上映イベントです。

第6回となる今年は、静岡県沼津の”泊まれる公園”「INN THE PARK」で9月21日にオールナイトでの開催が決定。来場者は音楽フェスのように4つのスクリーンとイベントブース、物販・飲食ブースなどを移動しつつ、思い思いの時を過ごすことができます。芝生の上で寝ころびながら上映を楽しんでもいいし、トークショーやワークショップに参加できるのも現地ならでは。また会場内には映画監督や映画レビューサイト「Filmarks」のスタッフ、映画祭実行委員のスタッフがかわるがわるマスターを務める「スナック よぞら」が出現、映画のリアルな”いま”を聞けるかもしれません。

しかしなんといっても魅力的なのは、思いがけず映画と”出合える”環境になっていること。「インターステラー」や「ペンギンハイウェイ」、「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」や「WE ARE LITTLE ZOMBIES」といったメジャーな長編はもちろんのこと、インデペンデントな短編作品も目白押しのラインアップです。夜の森の中を歩いていたら、偶然ワンカットに目が留まってスクリーンに釘付けになる……。そんな幻想的な経験を味わってみませんか？