理系・落研出身者がバンダイに入って、TEDxTokyoで発想法のプレゼンをするまで。

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    高橋晋平著 『アイデアが枯れない頭のつくり方』では、おもちゃ会社で世界的ヒットを飛ばしたクリエイターによる、「アイデアを出し続ける方法」が学べる。

    2013年に話題のイベントTEDxTokyoに登壇し、「新しいアイデアのつくり方」というプレゼンが反響を呼んだ高橋晋平さん。新進気鋭のアイデアパーソンとして注目の高まる高橋さんは、バンダイに勤めるおもちゃクリエイターでもあります。東北大学大学院を出た理系の人なのに、半導体や機械などではなく、おもちゃの会社へ。実は大学で落語研究会に所属し、人を笑わせるのが好きだったと言います。そんな高橋さんは、無数の気泡を持つ緩衝材「プチプチ」をキーチェーン玩具にした「∞(むげん)プチプチ」を開発し、世界的なヒット作となりました。とはいえ、その後は失敗も数多く、半年間企画が通らないようなスランプもあったのだとか。そんな体験から高橋さんが確立した「誰でも斬新なアイデアを出し続けられる方法」をまとめた本書は、脳科学者・茂木健一郎との対談も入った必読の一冊となっています。(Pen編集部)

    おもちゃの話で盛り上がる、高橋さん(左)と茂木健一郎さんの対談。

    ※高橋晋平さんがTEDxTokyoで行ったプレゼン「新しいアイデアのつくり方」は、下の動画でご覧ください。

    『アイデアが枯れない頭のつくり方』
    高橋晋平 著
    定価:本体¥1500+税
    http://books.hankyu-com.co.jp/list/detail/1456/