舞台芸術祭「フェスティバル/トーキョー19」が 開催中。パフォーミング...
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舞台芸術祭「フェスティバル/トーキョー19」が 開催中。パフォーミング・アーツの最前線を探る 「トランスフィールド from アジア」を見逃すな!

文:泊貴洋

『Bamboo Talk』『PhuYing』より。『PhuYing(プニン)』では、伝統舞踊とヒップホップを織り交ぜながら、女性ダンサーたちがラオス女性のリアルな姿を表現する。

演劇、ダンス、音楽、美術などの気鋭のアーティストが世界から集まり、多彩なプログラムを繰り広げている『フェスティバル/トーキョー』(通称F/T)。今回Penが注目するのは、特集プログラム「トランスフィールド from アジア」だ。国境や文化を超えてボーダレス化しているアジアの舞台芸術やアート。その最先端の表現に一挙に触れられるチャンスとなっている。


『Bamboo Talk』『PhuYing』

10月25日(金)~27日(日)に東京芸術劇場シアターイーストにて初の来日公演を行うのは、ラオスの「ファンラオ・ダンスカンパニー」。伝統的舞踊と現代を融合した2作品を披露する。

伝統舞踊とヒップホップを融合させたコンテンポラリーダンスに取り組むヌーナファ・ソイダラ(女性)と、アジアやフランスで数々のヒップホップバトルに参加してきたダンサーで振付家のウンラー・パーウドム(男性)が2013年にビエンチャンで結成した「ファンラオ・ダンスカンパニー」が日本初上陸。

ファンラオは、「ラオスに耳を傾ける」という意味。今回はラオスの伝統音楽モーラムを用いた舞踊とヒップホップを融合した『Bamboo Talk(バンブー・トーク)』と『PhuYing(プニン)』の2作品を披露。ラオスのダンス・シーンを牽引する彼らが、急激な近代化を遂げるラオスの人々の心のリアルを描き出す。

『Bamboo Talk(バンブー・トーク)』は、ブレイクダンスや伝統武術を用いてラオス南部の文化を伝える男性2人組によるデュエット作品。


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