国内初の猫カフェで、運命の出合いを!
STOCKHOLM ストックホルム

国内初の猫カフェで、運命の出合いを!

文:机 宏典

猫がいるだけで、隣り合う席の人とも距離が縮まり、話しやすい雰囲気になるという。photograph by Hironori Tsukue

さまざまな種類の猫が9匹出迎えてくれる。photograph by Hironori Tsukue

ストックホルムにはホームレスの猫が1万匹以上いると言われ、登録用チップで管理こそされているが、寒さの厳しい土地柄、問題視されてきた。そんななか、スウェーデン初の猫カフェ「ジャバ・ウィスカス」が2月にオープンし、全20席ある予約席は連日満席続きに。落ち着いたラウンジのような雰囲気の店内には、保護施設から連れてこられた9匹の猫(3カ月置きに入れ替え)が寛いでいて、飼いたい人と猫との、「お見合い所」も兼ねているのが特徴だ。取材をした3月上旬の時点で、開店から3週間足らずで、厳しい審査を経て8組の里親が決まったという。現在2店舗目をスウェーデン第2の都市・ヨーテボリに準備中で、ヨーロッパ展開も思案中とのことだ。

Java Whiskers

Surbrunnsgatan 48, 113 48Stockholm
最寄り駅:ODENPLAN
営業時間:10時~20時
無休
料金:一般160SEK
※ひとりにつき55分ごとに入れ替え制
www.javawhiskers.se

国内初の猫カフェで、運命の出合いを!