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2020.03.17
『クリーンミート 培養肉が世界を変える』 ポール・シャピロ/ユヴァル・ノア・ハラリ 著 鈴木素子 訳 日経BP ¥1,980(税込)
【Penが選んだ、今月の読むべき1冊】
このまま世界の人口が増加し続ければ、肉や牛乳、鶏卵は必ず足りなくなる。生産効率を改善するためには、なにが必要か。そんな危機感から構想されているのが「クリーンミート」だ。動物を飼育して殺処分しなくても、その肉を培養することで、あらたな肉をつくることができるという発想だ。この技術が完成すれば、食糧の確保だけではなく、食の安全性や動物愛護の面でもメリットが多い。本書は、シリコンバレーの起業家も投資するという新技術、クリーンミートの可能性に迫る一冊だ。
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