モダニズムの巨匠も惚れ込んだ、竹工芸の魅力に迫る「bamboo works」展へ行こう。

    Share:

    近藤昭作『竹の灯り』

    世の中には、名作にもかかわらず時代に埋もれてしまい、生産中止になり消えていくプロダクトがたくさんあります。隠れた名作を発掘し、現代に復刻し、新たなマスターピースとなりうるプロダクトを世に送り出しているのが、メトロクス。今回、新たに復刻した「竹のあかりシリーズ」は、竹を用いた照明づくりの第一人者である近藤昭作氏が1960年に発表し、職人の後継者不足のために2008年に惜しまれつつ生産中止になった照明器具です。これを近藤氏が大分県別府の若い竹職人へ技術を継承して、7年ぶりに復刻が実現して蘇りました。

    「bamboo works」は、近藤氏、大橋重臣氏を中心とする若手竹職人グループ「BAICA(バイカ)」にスポットを当てて、世代を超えたマイスター達の仕事を紹介する展覧会です。竹は、日本になじみ深い素材であるがゆえに、「竹=和」というイメージを持つ人も多いかもしれません。本展覧会では、竹を使い、イサム・ノグチやアンジェロ・マンジャロッティといったデザイン界の巨匠がデザインした、モダンなプロダクトが並びます。10月31日(土)、11月1日(日)には、竹でカゴを編むワークショップも開催されます。しなやかに世代と国境を越える竹工芸の可能性に触れてみませんか?(阿部博子)

    アンジェロ・マンジャロッティの作品。

    ワークショップではこんな花籠をつくります。※写真はイメージです

    bamboo  works  

    開催期間:10月24日(土)〜11月3日(火・祝)
    開催時間:12時~18時(土日祝は19時まで)
    場所:メトロクス東京
    東京都港区新橋6-18-2
    TEL:03-5777-5866
    http://metrocs.jp/

    10/28(水)~30日(金)は休業

    Work shop
    www.kokuchpro.com/event/bambooworks