これからの棲まいを考える、14組の建築家、アーティストの「ここに棲む」展が開催中。

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    木村崇人《森ラジオ ステーション》2014年

    Eureka《Dragon Court Village》2013年 Photo: Ookura Hideki / Kurome Photo Studio

    ツバメアーキテクツ《旬八青果店 二号店》2013年 ©ツバメアーキテクツ

    3.11の震災以降、これまでの暮らし方を見直し始め、物質的、経済的豊かさとは異なる価値観をもたれた方も多いのではないでしょうか。

    2013年秋に開館したアーツ前橋では、10月9日より「ここに棲むー地域社会へのまなざし」展が開催中です。自然との共生、脱成長型経済、高齢化の進展や家族のあり方の変容など、いまここにある問題や環境に目を向ける14組の建築家やアーティストらの作品を展示。

    建築ユニット・エウレカが岡崎市に建てた9軒の賃貸長屋や、荻窪家族プロジェクトをはじめとした新しい家族のあり方についてのリサーチを行うツバメアーキテクツ、現代美術作家の木村崇人による東屋を苔と山野草で覆った作品など。建築家とアーティストたちとのトークセッションやワークショップも充実しています。

    建築デザインやアートを通して、これからの住まいのヒントをきっと得られることでしょう。(Pen編集部)

    『ここに棲むー地域社会へのまなざし』展

    開催期間:~2016年1月12日(火)
    開館時間:11時〜19時まで(入館は閉館の30分前まで)
    場所:アーツ前橋
    群馬県前橋市千代田町5-1-16
    TEL:027-230-1144 
    休館日:水曜日(10月28日、12月23日は開館し、12月24日は休館)、年末年始(12月28日―1月4日)
    観覧料:大人¥600、学生・65歳以上・団体(10名以上)¥400、高校生以下無料
    www.artsmaebashi.jp