中国国内のみならず、近隣諸国やヨーロッパからもゲストを集めて行われたガラパーティ。写真は会場となった北京市のフェニックスセンター。
客席をスクリーンが取り囲み、中央のステージに豪華なゲストが代わる代わる登壇した。写真の壇上は、第一人者のケリー・スレーターを擁するサーファーズ・スクワッドのメンバー、サリー・フィッツギボンズ。
会場を埋めたのは、中国はもちろん日本や韓国など近隣諸国、さらに遠くヨーロッパからも集められたゲストやメディア、インフルエンサーたち。カーンCEOが真っ先に紹介したのは、ローンチしたばかりの最新コレクション「プレミエ」です。1940年代に発表されたコレクションを甦らせたこのラインは、空のイメージが強い同社でこれまで十分に語られてこなかった、「陸」のシーンを伝えるプレステージ性の高いモデルです。中でも必見は、ベントレーモーターズとのパートナーシップによる「プレミエ B01 クロノグラフ 42 ベントレー」。世界有数の高級車ブランドとの関係が、新次元に入ったことを雄弁に語るモデルです。
ベントレーとの新たなパートナーシップによるモデルも発表。
「空」の分野では伝説的な戦闘機カーチスP40ウォーホークにちなんだナビタイマーを初披露。この機を操る世界最年長のパイロット、オリー・クロフォードも来場。
しかしこの夜、会場を最も盛り上げたのは、ブライトリングと価値観を共有して活動する「スクワッド」のメンバーとなった国際的な映画スター、ブラッド・ピットでした。
パーティに先立つインタビューで「僕が手にした最初のブライトリングは『エマージェンシー』だよ。ずば抜けてかっこいいモデルだった」と明かしたピット。「一世紀を超える歴史をもちながら、未来を見据えたリブランディングの過程にある。スクワッドのメンバーに加わることができて、本当にエキサイティング」と語っていました。
シネマ・スクワッドのメンバーが即興でセルフィー撮影。
同じ「シネマ・スクワッド」のメンバーであるダニエル・ウー、写真家のピーター・リンドバーグと登壇し、即興でリンドバーグによるセルフィー撮影が行われると、そのシーンを収めようと、何百ものスマートフォンから無数のフラッシュが焚かれました。
「今宵はブライトリングにとって、中国における新たな幕開けとなる夜です。我々にとっての『語り継がれる未来』では、空だけでなく、海も陸も焦点に据えています」と語ったカーンCEO。
「今晩みなさまが目にしたことは、まだ始まりにすぎません」というメッセージを残して、会場の興奮が冷めやらぬまま宴の幕は閉じていきました。
サーファーズ・スクワッドの一員として登壇したオーストラリア人サーファーのサリー・フィッツギボンズ。