【第2回 ザ・ひらまつホテルズ & リゾーツ編】Honda NEW オデッセイ×Pen「本質を感じる、知への旅」へ。

  • 写真:岡村昌宏(CROSSOVER)
  • 文:大隅祐輔

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「本質を感じる、知への旅」第2回は2016年オープンした、ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 賢島が舞台。その空間へのこだわりを紹介しながら、新しい オデッセイのインテリアデザインを捉え、やすらぎや癒やしに必要なことを考えます。

ブロンズのメッシュに覆われたザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 賢島の正面玄関と新しいオデッセイ。エントランスではハーブの健やかな香りが漂い、それを伴ってスタッフの方が出迎えてくれます。

現在、全国にフランス料理店やイタリア料理店などを展開する「ひらまつ」は、1982年のフランス料理店オープンに始まり、それ以降、レストランウェディングやオープンカフェといった日本にまだ浸透していなかったことに先んじて挑戦してきました。食を軸に新たな文化をつくり、街に彩りをもたらした存在ともいえるひらまつが、2016年に満を持してスタートさせたのがオーベルジュ*。もともと、現会長の平松宏之さんは、自らが好んで訪れる場所に宿泊施設をつくることを夢としてもっていたといいます。それを叶えるべく建てられた「ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 賢島」が、「本質を感じる、知への旅」第2回の舞台。そのおもてなしの空間、食に触れていきます。

* フランス語で宿を意味する言葉。日本においては、食事を主役にしたホテルを指すことが多い。


ホスピタリティ、そして人に優しい空間とは?

ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 賢島は三重県、伊勢志摩の英虞湾に面した、清々しい風景の前に建っています。この場所とホスピタリティ、ひらまつの料理を求め、全国各地から来客があるそうです。
必要な家具のみがレイアウトされた、とても爽やかな雰囲気のロビー。広い窓がところどころに設けられており、このロビーを中心に陽の光が集まってきます。

木をふんだんに使った和の要素と南仏にあるリゾートの優雅さをミックスさせることが、設計のコンセプトだったといいます。ロビーに入っても、その穏やかさは続いています。壁は優しいオフホワイトで、随所に大理石のタイルが敷かれ、色合いを崩さない家具が置かれる。木を多用した日本人にとって好ましい空間でありながら、高級感もあり、どこか南仏のリゾートを彷彿させる雰囲気も併せもっています。

ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 賢島の内装設計及び建築ディレクションを手がけたのは、以前より、ひらまつのさまざまな店舗をつくってきた、グラマラスというデザインオフィスを率いる森田恭通さん。建物について、女将の今村美穂さんに聞きました。「森田さんの作品は煌びやかなイメージが強いと思うのですが、ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 賢島はそれとは異なり、ファサードの佇まいから非常に穏やか。地方のリゾートというところをきちんと意識した上で、デザインをしてくださいました」

エグゼクティブツイン。ベッドルームと先の浴室がつながっており、大きく開いた窓から外の景色を眺めることができます。

客室に関しては「必要なものが手に届くことを重視し、シンプルで洗練された癒やしを提供することを心掛けました」と今村さんは話します。ゆったりと寛げるソファとベッドを中心に構成し、視界の先に大きな窓を設けることで開放感が味わえる。設計の妙が効いた、素晴らしいバランスでまとめられています。ひらまつがレストランから培った、お客様一人ひとりに寄り添ったおもてなしを実現する空間です。

レストランは、6つの個室と1つのダイニングで構成。朝、夕ともにプライベートな空間でゆっくりと食事を堪能することができます。

食材は三重県周辺で獲れたこだわりのものを使用。フランス料理の調理技法をベースにし、素材のよさを最大限に活かした調理法で、この地ならではの一皿を堪能できます。伊勢志摩は特に海の幸に恵まれています。これからの季節の旬はふぐや伊勢海老、春夏はあわびなど。ていねいな調理で、彩り豊かな料理へと仕上げます。



クルマづくりにおける、おもてなしの空間とは?

新しいオデッセイの2列目シートに採用されたプレミアムクレードルシート。3列目シートを床下に格納し後方にスライドさせれば、元々のゆとりがさらに広がり、足を伸ばしたり、組んだりもできる余裕が生まれます。

たとえば、ドアを開け、シートに腰をかけた瞬間からわかる室内、視界の広さ。なめらかで触り心地がいい、ドアの内貼りとシートに用いられているテキスタイルなど。ミニバンのオーソドックスで扱いやすいパッケージに盛り込まれた贅沢、細やかな心遣い。それが、オデッセイが誕生から一貫してもつコンセプトのひとつとなっています。そんな乗る者への思いは、ひらまつが料理や空間、サービスでゲストをもてなす思いと重なることがありそうです。ひらまつにはやすらぎや癒やしは、余計なものを削ぎ落とした結果生まれるという考え方があります。これもオデッセイのクルマづくりとつながります。



オデッセイと、ひらまつのインテリア、そしてホスピタリティの共通性とは? Honda NEW オデッセイの魅力とは?
詳しくはHonda NEW オデッセイスペシャルサイトにて。

www.honda.co.jp/ODYSSEY/pen/

ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 賢島

住所:三重県志摩市阿児町鵜方3618-52
TEL:0599-65-7001
全8室
チェックイン15時、チェックアウト11時
本棟Aツイン¥48,000~、本棟Bツイン¥51,000~、別棟ダブルツイン¥62,500~
※すべて1室2名ご利用時お一人様の価格(税抜き)。価格はシーズンにより変動します。

http://www.hiramatsuhotels.com/kashikojima/