ジラール・ペルゴから、F1の世界とのつながりを色濃く映した新たな「ロレアート」が登場した。アトラシアン・ウィリアムズ F1チームとの初のコラボレーションによる、「ロレアート ウィリアムズ エディション」と「ロレアート クロノグラフ ウィリアムズ エディション」の2モデルだ。
アストン・マーティンとのパートナーシップも記憶に残るスイスの名門ウォッチメゾンが2026年シーズンから蜜月を交わすのが、ウィリアムズだ。その新たなつながりを記念して発表された「ロレアート ウィリアムズ エディション」は、ひと目で印象に残る鮮やかなブルーのダイヤルが特徴。
これは、ウィリアムズが2026年シーズンに投入するレーシングカー「FW48」から着想を得たもの。ロレアートの端正なデザインを保ちながら、ウィリアムズの個性を随所に織り込んでいる。


ブルーのクル・ド・パリ ダイヤルに目を凝らすと、12時位置にはウィリアムズの「W」が現れる。さらに随所にレッドのディテールを効かせ、シースルーバックにはチームのエンブレムを配置することで、その存在を表裏の細部にまで反映。レーシングチームのカラーを単に取り入れるのではなく、ウィリアムズのデザインコードをロレアートの意匠へ自然に溶け込ませた。
同じテーマを、異なるキャラクターで表現しているのも今回の2モデルの面白さだ。「ロレアート ウィリアムズ エディション」が時・分・秒・日付表示というシンプルな構成なのに対し、「ロレアート クロノグラフ ウィリアムズ エディション」は3つのカウンターを備える。さらに、その周囲をロジウムプレートのリングで縁取ることでコントラストを強調。経過時間を計測するクロノグラフという機能もまた、サーキットとの直接的なつながりを感じさせる。
こうしたデザインや機能だけでなく、両者の歴史にも興味深い符合がある。ロレアートが誕生したのは1975年、ウィリアムズがF1への参戦を開始したのは1977年と、わずか2年違いだ。それから約半世紀、ロレアートは受け継がれてきたデザインコードを守りながら、プロポーションや素材、メカニズムを追求。
一方のウィリアムズも、エンジニアリングの進化やテストを重ねながら経験を蓄積してきた。異なるフィールドで始まったふたつの歴史が、今回のコラボレーションで初めて交差した。

その接点は、ものづくりへの姿勢にも見いだせる。時計製造とF1の現場では、ともに準備やテスト、調整を繰り返し、無数の判断を積み重ねながら完成度を高めていく。そこに通底するのが、両者が掲げる「Pure Purpose(純粋な目的)」という考え方だ。
カラーリングやロゴだけにとどまらず、こうした姿勢まで重ね合わせた今回の2モデル。長期にわたるコラボレーションの幕開けを飾る新作は、日本唯一のブティック「ジラール・ペルゴ大阪」でぜひ目の当たりにしたい。
ソーウインド ジャパン/ジラール・ペルゴ
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