香水は記憶を鮮明に思い出させる。その香りを一度知ったら、忘れることのできないフレグランスが誕生した――。イギリスのフレグランスブランド、ペンハリガンから、2016年に登場したフレグランスコレクション「ポートレート」。誕生から10周年を迎えたいま、新作「ザ マヌーバー オブ ザ バロネス(男爵夫人の策略)」が登場した。ポートレート コレクション10周年を祝う、新たな章の幕開けを象徴している。
Vol.1、Vol.2に続く、Vol.3では、ブランドを象徴する「ポートレート」コレクションから、14作目として誕生した「ザ マヌーバー オブ ザ バロネス(男爵夫人の策略)」と、物語に加わる新キャラクター「バロネス(男爵夫人)」について紹介したい。
「ポートレート」に待望の新作フレグランスが登場。ペンハリガンは1870年にウィリアム・ペンハリガンによって創設された、英国のフレグランスハウスだ。英国王室御用達の称号を持ち、トータルグルーマーとしての実績と数々の素晴らしい香りは、高い評価を受けている。
2016年に登場したフレグランスコレクション「ポートレート」は、保守的でありながら、ユーモアにあふれ、挑発的なイギリス人のスピリットにオマージュを捧げるコレクションとして知られている。コレクションはひとつひとつが物語の登場人物をイメージして調香され、香りを身につける者を物語の舞台である19世紀後半のイギリスへと誘う。
2026年9月9日(水)ついに発売された「ザ マヌーバー オブ ザ バロネス オードパルファム」/75mL ¥48,950今回「ポートレート」の物語に加わる新たなキャラクターは「バロネス(男爵夫人)」だ。実は彼女の気配はこれまでもずっとコレクションの背後に漂っていた。舞台裏で糸を引く強力な権力者である彼女は、常に人目を忍んで暗躍してきた“元祖インフルエンサー”とも言うべき存在。そんな男爵夫人が、ついにスポットライトの当たる場所へと足を踏み入れるのだ。スキャンダラスな「ポートレート」という名の舞台の上で、彼女が長年抱えてきた秘密と、新たな真実が今、明かされようとしている。
「ザ マヌーバー オブ ザ バロネス」の香りは、調香師ダフネ・ブジェによって生み出された。ペンハリガンにとって未開の領域であったクレームシャンティ(ホイップクリーム)のアコードを採用。ふんわりとした甘美なトップノートで幕を開け、新鮮で予想外の新たな次元を「ポートレート」コレクションにもたらしている。続いてオレンジブロッサムがまばゆい輝きと温もりをもたらし、ベースに据えられたなめらかなサンダルウッドが全体をしっかりと支える。創り出されたのは、エレガントで自信に満ち、静かな威厳を放つ香りだ。
女性らしい優美さ、美しさ、そして強さの象徴である「黄金のガゼル」のキャップヘッドをかかげた「ザ マヌーバー オブ ザ バロネス」。ボトルはゴールドに輝くジュースで満たされている。このデザインは、コレクション内における男爵夫人の高貴な地位を反映すると同時に、ポートレート誕生10周年を記念するにふさわしい特別なものだ。
ミステリアスな「バロネス(男爵夫人)」が加わったことで、世界観がさらに広がったペンハリガン「ポートレート」コレクション。それぞれのキャラクターや関係性、そこから生まれる物語をあれこれと想像しながら香りを感じられるのは、「ポートレート」だけに許された密かな楽しみだ。