【Yチェア好きなら訪れたい】ウェグナーの名作約200点と、そのデザインの軌跡をたどる新ミュージアムが開館

  • 文:冨田千恵子
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COPENHAGEN コペンハーゲン/デンマーク

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個人宅のリビングやダイニングなどをテーマにした展示室から始まり、約200点のウェグナーの家具が見られる。 photo: Jan Søndergaard

「Yチェア」などで知られる、デンマークの家具デザイナー、ハンス・J・ウェグナー。1940年代から現在も愛される多くの名作を残した巨匠のひとりだが、このほど、彼の功績をたたえるミュージアムが、生まれ故郷の南ユトランド、トナー郊外にオープンした。展示は、デンマークの典型的な家庭のインテリアを想定した部屋から始まり、椅子1点ごとをじっくり見られる空間へと続く。最後は、木材、金属などの素材、スケッチやプロトタイプなどを通じて、そのデザインプロセスに迫る。今後は建築事務所Cobe(コーベ)の設計による別館が加わり、図書館やワークショップなどを備える文化施設となる予定。地域の発展にも貢献しそうだ。

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生誕地トナーを見下ろす、世界遺産のワッデン海沿岸の低湿地帯の高台に立つ。伝統的な茅葺屋根の農家を改装した建築も見所のひとつだ。 photo: Jan Søndergaard