チューダーが、新作クロノグラフ「ブラックベイ クロノ 39 “バンブルビー”」を発表した。鮮やかなイエローダイヤルとブラックのサブカウンターを組み合わせた大胆なカラーリングは、その愛称の由来にもなった“バンブルビー(マルハナバチ)”を彷彿とさせる。ブランドが展開する「Daring Watches」コレクションの最新作として登場する。
最大の特徴は、従来モデルとは異なる39㎜径の新ケースだ。ブラックベイ クロノのスポーティな個性はそのままに、厚さ13.1㎜のコンパクトなプロポーションを実現。より幅広い腕元にフィットするサイズへと進化した。
目を引くのは、やはり鮮烈なイエローダイヤルだ。ブラックのサブカウンターとの強いコントラストによって視認性を高めながら、モータースポーツをルーツに持つクロノグラフらしい高揚感を演出する。ダイヤルには1969年に登場したチューダーのダイバーズウォッチ以来のアイコンである「スノーフレーク」針を採用。本作では視認性向上のために再設計されている。
ケースにはポリッシュ&サテン仕上げの「ステンレススチール」を採用。ブラックのアルマイト加工インサートを備えた固定ベゼルにはタキメータースケールを刻み、スポーティな表情を強調する。プッシャーのデザインも刷新され、第2世代のチューダー クロノグラフから着想を得た新しい意匠が与えられた。
イエローダイヤルの存在感を支える、ブラックベゼルとのコントラストにも注目したい。
内部には、「マニュファクチュール クロノグラフ キャリバー MT5813」を搭載。コラムホイール構造と垂直クラッチを備えた自動巻きムーブメントで、約70時間のパワーリザーブを確保する。さらにCOSC(スイス公認クロノメーター検査協会)認定を取得し、シリコンバランススプリングも採用。高い精度と耐久性を兼ね備えている。
また、新設計のステンレススチール製3リンクブレスレットには、チューダー独自の「“T-fit”アジャスティングシステム」を搭載。工具を使うことなく5段階、最大8㎜の長さ調整が可能で、日常使いにおける快適性も追求した。
1970年に誕生したブランド初のクロノグラフ「オイスターデイト」以来、モータースポーツとの関わりを深めてきたチューダー。その歴史を受け継ぎながらも、ブラックベイ クロノ 39 “バンブルビー”は既存のイメージに縛られない大胆な個性を打ち出した。クラシックな機械式クロノグラフの魅力と遊び心あるカラーリングを両立した一本として、今季注目を集めそうだ。
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