【グランドセイコー新作ダイバーズ】削ぎ落とされたサイズに、極まる精度。「Ushio 300 Diver」というダイバーズウォッチの新基準

  • 文:倉持佑次
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コンパクトなケースに、ダイバーズウォッチとしての機能美を凝縮した「Ushio 300 Diver」。

グランドセイコーのエボリューション9 コレクションから、新作ダイバーズウォッチ「Ushio 300 Diver」が登場した。発売は2026年6月5日、価格は165万円。年差±20秒という高精度と、同ブランドのダイバーズとして最小となる40.8㎜ケースを両立したモデルだ。

精度とサイズ、その両立を支える心臓部

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新開発キャリバー9RB1を搭載。スプリングドライブの精度をさらに押し広げた最新機構。

本作の核となるのは、新ムーブメント「キャリバー9RB1」。スプリングドライブU.F.A.の思想を受け継ぎつつ、薄型化を実現。日付表示を省き、パワーリザーブをダイヤル側に配置することで、実用性と視認性を高次元でまとめている。

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深海の光を思わせるブルーダイヤル。陰影のゆらぎとともに、静かな奥行きを感じさせる一本。

デザイン面では、日本列島を取り巻く潮流に着想を得たダイヤルが印象的だ。ブルー(SLGB023)は光が差し込む深海の広がりを、グリーン(SLGB025)は浅瀬の透明感を表現。中心に向かって明るくなるグラデーションと型打ちパターンが、静と動を同時に感じさせる。

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深い陰影をたたえるグリーンダイヤル。潮のゆらぎを思わせる有機的な表情が際立つ。

さらに、インデックスや針にはダイヤモンドカットが施され、どんな環境下でも瞬時に時刻を読み取れる設計となっている。12時位置のインデックスを強調し、時針と分針の形状を明確に差別化するなど、ダイバーズとしての機能性を徹底的に追求した点も見逃せない。

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力強さと判読性を両立するインデックスと針。暗所での視認性にも配慮された設計。

外装もまた完成度が高い。ブライトチタンによる軽量性と、ザラツ研磨によるゆがみのない輝き。さらに、最大24㎜の調整が可能なブレスレット機構により、ダイビングから日常までシームレスに対応する。防水性能は空気潜水用防水300mを確保し、堅牢さも申し分ない。

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裏蓋に刻まれた獅子のメダリオン。グランドセイコーの象徴が静かに主張する。

加えて、低重心設計のケースと幅広のブレスレットが腕へのフィット感を高め、長時間の着用でもストレスを感じさせない。スポーツモデルでありながら、装着感の洗練という点でもグランドセイコーらしさが貫かれている。

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着脱と微調整を容易にするブレスレット機構。ダイビング時の実用性にも配慮。

精度、視認性、装着感。そのすべてを磨き上げながら、日本の自然観まで内包した一本。スポーツウォッチでありながら、どこか詩的な余韻を残す点に、このモデルの本質がある。

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エボリューション9 コレクション Ushio 300 Diver SLGB023/自動巻き(スプリングドライブ)、チタンケース&ブレスレット、ケース径40.8㎜、パワーリザーブ約72時間、300m防水。¥1,650,000
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エボリューション9 コレクション Ushio 300 Diver SLGB025/自動巻き(スプリングドライブ)、チタンケース&ブレスレット、ケース径40.8㎜、パワーリザーブ約72時間、300m防水。¥1,650,000

グランドセイコー専用ダイヤル

TEL:0120-302-617
www.grand-seiko.com