バルミューダから「ザ・クロック」が誕生! 心地よい目覚めから就寝前のリラックスタイムまで、日々の暮らしに寄り添う

  • 写真:宇田川 淳
  • 文:鈴木 誠
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3月に発表されたバルミューダ「ザ・クロック」。スマートフォン上のアプリでなんでも叶ういま、あえて実体ある道具としてつくられた理由を紐解く。 H105×W75×D36.5㎜。¥59,400

ソーシャルで忙しい日々を過ごす現代人に、パーソナルな「よい時間」を提供する道具としてデザインされた置き時計。それがバルミューダの「ザ・クロック」だ。上質な外観だけでなく、24時間のさまざまな場面で、時間の過ごし方をサポートする機能を備えている。

アートピースのような仕上がり

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機械加工を手磨きで仕上げる現代的な製法でありながら、緻密に計算された各面のカーブやクラウン部分の輝きには、有機的な美しさが宿る。

精緻に削り出されたアルミニウム製の筐体に、ステンレス製のクラウンとリングがハイライトを添える。懐中時計に着想を得たスタイリングは、道具としてのタイムレスな美しさや親しみを印象づける。

時計でありながら、針も風防もない個性的なデザイン。しかし、優美な凹面のカーブと優しく制御されたLEDの明滅には、目新しさ以上に、どこか懐かしい温かみが感じられる。

文字盤の照明には、文字やインデックスのひとつずつにLEDを配置。LEDでありながら細かなプログラミングによって余韻のある明滅を見せる。秒針の明かりが移ろう様子には、流れゆく時間に後ろ髪を引かれるようなロマンティックさも見出せる。「ザ・クロック」は、高度な加工技術と制御技術で描き出されるアートなのだ。

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時刻表示のスタイルは、左の「シンプル」と右の「アマウント」の2通りから選べる。いずれも2時45分を指す。分と秒は同じインデックスで表示されるが、光り方の演出により、確かに見分けられる。

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街が目覚めるように、心地よく迎える「朝」

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アラームが設定されている時は、文字盤の太陽マークが点灯。本体右上にあるアラームボタンを長押しすると、アラーム時刻のセットに移る。ひとつのボタンにひとつの機能が割り当てられたシンプルな設計だ。

「眠っていた街が徐々に動き出すように」。それが、「ザ・クロック」のアラーム機能だ。設定時刻の3分前から流れはじめる環境音が、眠りと覚醒の狭間で“朝”を認識させ、優しく起こす。

初期設定のサウンドは、バルミューダ代表の寺尾玄が愛するイタリア・ミラノの朝の音。鐘の音や人の往来が聞こえてくる。窓が開いていたかのように環境音が届き、起床時間になると自然にアラームサウンドへ移行する。

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“クラウンを操作する”というアナログな所作。「セーリングランタン」で協働したLoveFromのジョニー・アイブに紹介されたサプライヤーの高い技術により、上質な置き時計が誕生した。

バルミューダといえば「音」へのこだわりも有名だ。壺をモチーフとした加湿器「レイン」のスピーカーにも、低音をリアルに再生するためのパッシブラジエーターが備わる。そして、それは外からは見えない。

「ザ・クロック」のサウンドは、75㎜幅のコンパクトボディの左右に内蔵されたステレオスピーカーから出力される。どちらもツイーターとウーファーを備えており、クリアな高音と豊かな低音を再生。音量を最大まで上げても鳴り方は崩れない。こうしたつくり込みの“本気度”は、実機を体感しなければ伝わらない部分だ。

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「デイタイム」の集中をサポートするタイマー機能

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外装のゆるやかなカーブが周囲の光を受ける。窓から差し込む光によっても表情が変化する置き時計だ。

周囲の雑音をマスキングし、集中力アップの効果があると言われる「ホワイトノイズ」。タイマー機能には、この「ホワイトノイズ」を独自に解釈したオリジナルのサウンドを搭載。作業や読書といったデイタイムの集中をサポートする。

約24時間動作する内蔵バッテリーを備えるため、デイタイムは作業デスクに置いたり、読書スペースへ連れ出すこともできる(動作時間は設定・使用状況により前後する)。

設定時間が過ぎると、優しく奏でられるアコースティックギターの音色が一区切りを伝える。「ザ・クロック」に搭載されるサウンドは、どれもプロミュージシャンが制作したオリジナルだ。

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側面にあるタイマーボタンの長押しで起動する。音量はクラウンを回すことで直感的に調節できる。

デイタイムの時報には、現代的な解釈がうかがえる。古い掛け時計やデパートのからくり時計など、かつては身近な存在だった時報。ウェストミンスター・チャイムの一部を彷彿とさせる4つの音が、ピアノの和音表現で軽やかに再生される。と同時に、振り子をモチーフにした光の流れが文字盤に出現する。

ただ時を告げるだけでなく、いまの状態を継続するのか、頭を切り換えるのか。次のアクションにつながる判断を優しくうながされる感覚。時間の区切りを積極的に活用することもまた、「よい時間」を過ごすコツだ。

「ザ・クロック」の詳細を見る

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「夜」はリラックスサウンドで穏やかなひと時を

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リラックスサウンドの再生中、文字盤がプラネタリウムのように瞬く。時刻表示がやや抑えられ、覚醒と眠りの境界が溶けてゆく。

“眠り”は現代社会の大きな課題となっている。「ザ・クロック」を生み出す原動力となったのは、スマートフォンを寝室に持ち込まずに過ごすこと。その入眠と目覚めをサポートする置き時計として企画された。

正面左上のボタンでリラックスタイムを起動。すると文字盤のLEDがプラネタリウムのように瞬く。サウンドは「雨の音」「大河をゆく舟の音」「ロッジの暖炉の響き」などを用意。深い落ち着きを得て、よりよい明日を迎える準備が整う。

通知や情報が押し寄せるいま、「よい時間」は待っていても訪れない。

美しさや心地の良さ、感動や驚きなど、数値化できない価値こそが日々を豊かにする。そんな信念のもと製品開発を行うバルミューダにとって、時計とは、新機軸のようでありながら、実は最も哲学の根本に近い道具なのかもしれない。

道具だからこそ、手元に置き、触れて、使いたいと思わせる。この美しい置き時計を手に取る瞬間は、自分が過ごす時間の手綱をとることでもある。たった15分でも能動的な時間を過ごせた自信は、次への活力となる。「ザ・クロック」とともに、人生をよい時間で満たしてほしい。

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「バルミューダ コネクト」アプリからも「ザ・クロック」の設定・操作が可能だ。左:アラーム時刻やサウンドなど、現在の設定状況を一目で確認できる。 右:セカンドタイムゾーンの設定や秒針のON/OFFといった、より細かな設定が可能。

バルミューダ

www.balmuda.com