【星付き店出身シェフのビーガンレストラン】肉なしでも驚くほど満足できる料理とは

  • 文:坂本貴代枝
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MILANO ミラノ/イタリア

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インドネシアの発酵食材「テンペ」を串焼きにした一品。大豆発酵食材特有の味噌のような旨味と、ナッツソースのコクがマッチして、肉と遜色ない満足感が味わえる。

世界各国のソウルフードをベジタリアン・ビーガン料理にアレンジした独創的なメニューを手掛けるレストラン、altatto(アルタット)が話題だ。シェフのサラとチンツィアはミラノの星付きレストラン、ジュイアで経験を積んだ実力派。独立後はケータリングから始めたが、ミラノの感度が高い若者の間で瞬く間に話題となり、店舗オープンに至った。アジアや中東、アフリカの発酵食材や調理法を駆使した料理は、野菜や穀物、ハーブが持つ旨味を最大限に引き出していて、どれも軽やかながら驚きに満ちている。メニューは、4皿55ユーロ、9皿95ユーロのコースのみと限られているが、季節に合わせて毎月変わるメニューを求めて訪れるリピーターも多い。

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五感で味わいを感じるというコンセプトに沿ってつくられた内観は、木を多用したナチュラルなインテリアを基調にした。