41㎜では物足りない。44㎜では主張が強すぎる。ウブロは20年の試行錯誤の末、43㎜という答えに辿り着いた。2026年1月19日にミラノで発表された「ビッグ・バン オリジナル ウニコ」は、サイズ、素材、機構のすべてにおいて、初代「ビッグ・バン」を超えた完成形だ。
2005年、「ビッグ・バン」はジュネーブウォッチグランプリで最優秀デザイン賞を受賞し、時計界に衝撃を与えた。舷窓を模した6本のH型ビス、多層構造のケース、ラバーとメタルの大胆な融合。それから20年、ウブロはこのアイコンを進化させ続けてきた。
その進化を牽引してきたのが、誕生時のDNAを継承するソリッドな文字盤の「オリジナル」と、自社製ムーブメントのメカニズムをスケルトン仕様で魅せる「ウニコ」という2つの柱だ。そして誕生から20年という節目を迎え、この2つのコレクションの境界線を融合させた革新的なモデルが登場した。それが「ビッグ・バン オリジナル ウニコ」である。
最大の進化は、ケース内部に宿る。完全自社開発のクロノグラフムーブメント「ウニコ」(MHUB1280)を搭載し、これまで以上にウブロらしさを追求した。5つの特許技術を核に構築されたこのムーブメントは、コラムホイール、デュアルクラッチ構造、H型に透かし彫りされたタングステンローターを統合。約72時間のパワーリザーブと日差-2/+4秒の精度を誇る。サファイアクリスタル製ケースバックを通じて、その精緻な機構が露わになる様は、まさに機械式時計の芸術だ。
4つの素材が語る、20年の素材革新
発売にあたり登場する4モデルは、ウブロが20年間にわたって極めてきた素材革新の集大成だ。
「ブラックマジック」は、2006年に誕生したウブロのラディカルな精神そのものだ。フルブラックセラミックは、従来のセラミックよりも300ビッカーズ硬く、非磁性で耐腐食性を備えた超高強度素材。20年前に時計界の常識を覆したこの素材が、今日の「オリジナル ウニコ」を定義づけている。
「チタニウム」は、「ビッグ・バン」初期から使用されてきた素材だ。ステンレススチールの約2倍の軽さでありながら、航空宇宙産業で使われる強度を持つ。43㎜ケースでありながら驚くほど軽く、長時間の着用でも疲れない。ポリッシュとサテン仕上げの対比が、軽量素材に存在感を与えている。
「チタニウム セラミック」は、1980年の創業以来ウブロが追求してきた「異素材の融合」を最も端的に示す。軽量なチタニウムケースに、傷つきにくいブラックセラミックベゼルを組み合わせた実用性の高さ。縦方向のヘアラインとポリッシュ仕上げの対比が、二つの素材の個性を際立たせる。
そして「キングゴールド セラミック」。プラチナとハイテク添加剤で強化されたウブロ独自の合金「キングゴールド」は、通常の18Kゴールドよりも硬く、傷に強い。独自の温かみと赤みを帯びた色合いが、ブラックセラミックベゼルとの対比で一層際立つ。ラグジュアリーとスポーティさの完璧な融合だ。
アイコンは一夜にして誕生するものではない。素材は実験され、融合され、精密に造形される。その繰り返しが20年という時を刻み、「ビッグバン オリジナル ウニコ」という到達点を生んだ。43㎜のケースに閉じ込められているのは、ウブロが歩んできた革新の軌跡そのものだ。
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