スイスの高級時計ブランド・ウブロは12日、世界を舞台に活躍するK-POPグループ・BTSのジョングクをグローバル アンバサダーに迎えたことを発表した。
両者の関係は、2022年のFIFAワールドカップ カタール大会まで遡る。当時、大会の公式タイムキーパーを務めていたウブロの時計が刻む時間の中で、ジョングクは世界を熱狂させるパフォーマンスを披露した。
ウブロとジョングクの"融合"
今回の就任にあたり、ジョングクは当時の記憶を振り返りながら次のように語っている。
「2022年のFIFAワールドカップで『Dreamers』を披露した瞬間、大会オフィシャルタイムキーパーであるウブロと共に、時間と音楽がつながっているように感じました。今回のウブロとのコラボレーションは、その瞬間が一巡したような感覚です」
さらに、ブランドの哲学である「融合」について、自身のクリエイションとの共通点を指摘した。
「ウブロの“フュージョン(融合)”の考え方は、私が音楽をつくる姿勢と重なります。感情や影響、音を融合させ、自分らしさを体現する音を生み出すという点です」
アンバサダー就任にあたり、「個人的にも初めての経験なので、とても楽しみにしています。時計ブランドのアンバサダーを務めるのはほぼ初めてなので、特に意義深いと感じています。この機会を通して、ウブロをより深く知り、時計への愛着も深めていきたいと思っています」と意気込みを語った。
ウブロのCEO、ジュリアン・トルナーレは、ジョングクが持つ「常に変化し、常にオリジナルであり続ける」姿勢を高く評価。自社製ムーブメント「ウニコ」の開発に見られるような、緻密なこだわりと情熱を共有できるパートナーであることを強調した。
「彼の正確さ、情熱、そして限界に挑む姿勢は、まさにウブロの精神を体現しています。彼をウブロファミリーに迎えられることを大変光栄に思います」
BTSメンバーへの想い
時計にちなみ、ジョングクに「BTSのメンバーと過ごした時間」について聞かれると、次のように答えた。
「時間が経つにつれ、メンバーと過ごす時間がますます大切に感じられます。一つひとつの瞬間に特別な説明は必要ないと思っています。時間そのものが本当に貴重で、それだけで本当に価値があるんです。私は思い出を長く残すタイプではないので、一番最近の思い出が一番鮮明に残っています。最近、アメリカでメンバーと一緒に音楽制作に取り組んだ時間は本当に楽しかったです」
ジョングクが着用する腕時計は?
今回のメインビジュアルでジョングクが着用しているのは、2026年1月に発表された「ビッグ・バン オリジナル ウニコ」。2005年の誕生から20周年という節目に刷新されたこのモデルは、素材の多層構造と最新の自社開発ムーブメントを搭載した、ブランドのアイデンティティを象徴するタイムピースだ。
デビューから現在に至るまで、ソロ活動も含め多様なジャンルを融合させながら自身のキャリアを積み上げてきたジョングク。その歩みは、層を重ねてつくられるウブロの時計構造とも重なる。
1980年にゴールドとラバーという異素材を組み合わせた腕時計でデビューし、2005年には多層構造のケースとアイコニックなデザインを持つ「ビッグ・バン」で高級時計界に衝撃を与えたウブロ。その「アート・オブ・フュージョン」の精神は、いまやサッカーやアート、そして音楽と、ライフスタイルそのものを彩る情熱へと進化している。
時代の象徴であるジョングクの参画により、ウブロはさらなる進化を遂げることだろう。