【インテリアに馴染む美しい限定ミシン】ミナ ペルホネンとJUKIによる初コラボ。ディープグリーンの佇まいが「ものづくり」の時間を格上げ

  • 文:倉持佑次
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デザイナー皆川明が設立したブランド、ミナ ペルホネンと、工業用ミシンのトップメーカーであるJUKI株式会社がタッグを組んだ職業用ミシン「SL-3700 minä perhonen」が、12月15日(月)よりミナ ペルホネン公式オンラインストアにて予約販売を開始する。価格は38万5000円、500台限定だ。

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ミナ ペルホネンとJUKIのコラボレーション限定モデル。道具としてだけでなく、空間を構成する要素として存在感を放つ。

これまで白いイメージが強かったミシンに、新たな可能性を拓く挑戦。「生活空間にも馴染むミシン」というコンセプトのもと、マットな質感のディープグリーンのボディが際立つ。ワイドテーブルには、ミナ ペルホネンを代表するテキスタイル"tambourine"のデザインをあしらう。細部のパーツ一つひとつにまで世界観を宿し、インテリアの一部として空間にたたずむ景色を想像してデザインした。

近年、趣味でミシンを使う男性も増え、ものづくりの楽しみ方は広がりを見せる。本モデルは、そうした幅広い層に向けて、道具としての機能性だけでなく、生活に寄り添う美しさを追求している。

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ワイドテーブルに施されたtambourineのデザイン。

確かな機能性を備えた職業用モデル

本モデルはJUKIの職業用ミシンをベースにした、直線縫い専用のマシンだ。工業用ミシンの技術を取り入れた信頼性の高い性能で、薄地から厚地まで、しっかりとしたパワーで縫製をサポートする。縫い速度は55〜1500針/分、縫い目長さは0〜6㎜と、本格的なものづくりに対応できるスペックを備えている。

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職業用ミシンならではの精密な直線縫いが、作品の仕上がりを支える。

サイズは幅452×高さ350×奥行219㎜、質量は11.9kg。使用針は工業用針DB×1の#9〜#18に対応する。ミナ ペルホネン直営店のcallでは実機を確認できるので、購入前に実際のサイズや質感を体験したい人にとっても安心だ。

予約販売は12月15日から。男性を含む幅広い層に向けて、ものづくりの楽しさとともに新しいミシンの在り方を提案する一台となりそうだ。

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「SL-3700 minä perhonen」500台限定。¥385,000
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専用のカバーケース。持ち運びや保管時にミシンを保護する。

ミナ ペルホネン Online Store

www.mina-perhonen.jp/online_store/