ナイキがこの冬の駅伝シーズンに向けて放つ「EKIDEN PACK」コレクションは、ひとことで言えば“走りたくなる理由”を詰め込んだシリーズだ。日本のランナーの声を丹念に拾い上げ、レース本番の一足から、朝ランのやる気を起こさせる相棒まで幅広く揃えた。走ることそのものの楽しさを押し上げる仕掛けが随所に散りばめられている。
ナイキは創業時からアスリートの声を聞く姿勢を貫いてきた。「身体さえあれば誰もがアスリート」という哲学は伊達ではない。シューズの細部にわたり、“こんなのが欲しかった”という感覚をきちんと形にしてくる。EKIDEN PACKもその延長線上にあり、日本の駅伝ランナーが抱くスピードへの憧れや、序盤の冷たい空気を切り裂く感覚まで、デザインに落とし込んだ。
シリーズ全体の色と骨格をつくったのは、2000年代初頭の名作「エア ズーム カタナ」。エリートランナーを唸らせたあの鮮烈なカラーと鋭いオーバーレイを、最新技術でアップデートしている。UVデジタルプリントやリフレクターなど現代的なディテールも加わり、“伝統の上に未来を重ねる”というナイキらしさが存分に漂う。
ラインアップも魅力的だ。数々の記録でランニング界を震わせてきた「アルファフライ 3」と「ヴェイパーフライ 4」、スピードを素直に引き出す「ライバル フライ 4」、そしてズームXフォームで疲れを軽くする「ボメロ プラス」。いずれも“今日はどんな走り方をしようか”という問いに、違った角度から応えてくれる存在である。同デザインのアパレルも展開され、足元から上半身まで世界観をまとうことができる。
発売は11月14日よりNIKEアプリ、NIKE.COM、一部店舗で順次展開される。また、ヴェイパーフライやアルファフライのカラー展開を拡充する「FAST PACK」もホリデーシーズンに登場し、来春にかけてラインがさらに広がる予定だ。
襷をつなぐ緊張感も、走り出すときのドキドキも、このシリーズはすべて肯定してくれる。駅伝シーズンが始まるたび、ナイキはランナーにこう問いかける。“次の一歩、どう走る?” その答えを、EKIDEN PACKが教えてくれる。
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