【ミラノのデザイン拠点が刷新】トリエンナーレが大規模リニューアル

  • 文:坂本貴代枝
Share:

MILANO ミラノ/イタリア

1119_1_re.jpeg
庭園には、ジョルジョ・デ・キリコやアレッサンドロ・メンディーニのインスタレーションが。

3年に1度開かれる世界屈指の美術展覧会、ミラノ・トリエンナーレ。その会場でもある同名の美術館が、リニューアルを遂げた。改装により、館内に子どもの創造力を育む体験型スペースや映画館、アートと自然の融合を感じる庭園、地元食材を用いた料理を提供するモダンレストランを新設。

さらに地下には、アーカイブ室を新たに設置した。フィアットや家具ブランドのカッシーナを筆頭に、デザインや工業製品、建築の歴史に影響を与えた国内企業の資料を所蔵。歴代の広告やデザイン資料がここまで揃えられるのは、多くのブランドの歴史を見守ってきた同館だからこそ。これからますます来場者が増えそうだ。

1119_2_re.jpeg
新設されたレストラン「クチーナ トリエンナーレ」は30年代のインテリアをイメージ。1日を通してテラスで食事できると地元民からも好評だ。