【フランス発の高級スピーカー】ラグジュアリーオーディオブランド、デビアレから新作が登場。音楽で満たされた美しい日常を手に入れる

  • 文:石川博也
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スクリーンショット 2025-10-31 16.46.29.jpgフランスのラグジュアリーオーディオブランド、デビアレをご存じだろうか? 2007年にパリで設立されたブランドで、その際に掲げた目的はただひとつ、本格的なオーディオ体験を届けることで、生きる喜びを感じられる音と人々をつなぐこと。

以来、デビアレは15年以上の研究開発と250件以上の特許技術を注ぎ込み、数々のオーディオ製品を世の中に送り出してきた。

パリ国立オペラ座ともコラボレーションを実現し、数々の五つ星ホテルのスイートにも採用されるなど、そのデザイン性と音質の高さで話題にもなっている。

そんなデビアレの成長と進化の歴史の成果として、2025年10月に登場した新製品が「ファントムアルティメット 108db」だ。これはデビアレの主要製品であるファントムシリーズの後継機種にあたるもので、最先端の技術と時代を超越したクラフツマンシップを調和させた球形のスピーカーである。完成までに何度も改良を重ね、音響と美学の画期的な融合を達成。最適な音の拡散を実現しただけでなく、力強いオブジェとしてインテリアを彩る。

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ローンチイベントのために来日したデビアレCEOのJacques Demont氏。

「ファントムアルティメット 108db」は、4つのセンサーとステータスLEDを備えたタッチインターフェースを搭載。より直感的な操作が可能となり、使いやすさも向上した。

また、NXP iMX8プロセッサーとデビアレの最新オペレーティングシステムDOS3によって、AirPlay、Google Cast、Roon、Spotify Connect、UPnP、TIDAL Connectなどのハイレゾ・ストリーミングプロトコルとシームレスに融合。Bluetooth® 5.3とWi-Fi 6を採用することで、接続性が改善され、超低遅延、安定性の向上、マルチデバイス・ストリーミングを実現し、快適に音楽を楽しむことができる。

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左から/「ファントムアルティメット 108db オペラ デ パリ」ゴールドリーフ¥699,000。「ファントムアルティメット 108db」ライトパール¥589,000、ディープフォレスト¥589,000。すべてサイズは342×252×255mm。

特に音にこだわりのある人にとって嬉しいのは、デビアレのアプリによるパーソナライゼーションのオプションだろう。6バンドのイコライザーがオーディオ再生を微調整し、3つの専用オーディオモードが異なるリスニング体験を提供する。音楽モードはアーティストがこだわる音を忠実に再現。シネマモードは映画館のような臨場感抜群のサウンドを味わうことができ、ポットキャストモードは、まるでリビングルームで録音したかのような音で、さまざまなコンテンツを楽しむことができるのだ。

加えて、サブバス効果を制限するバスリデューサー、低レベルでの音響補正を向上させるラウドネス、オーディオダイナミクスをコントロールするアダプティブ ボリューム レベル(AVL)によって、さらに理想的な音に微調整することができる。

カラーリングはゴールドリーフ、ライトパール、ディープフォレストの3タイプ。好みやインテリアに合わせて複数の選択肢が用意されている。

スマートフォンやポータブルスピーカーの普及によって、音楽を手軽に聴けるようになった今だからこそ、逆に「ファントムアルティメット 108db」の放つ、瑞々しくて鮮烈な音の虜になるはずだ。

ティーエイチティージャパン

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