開業15周年を迎えた大阪の名門ホテル「セント レジス ホテル 大阪」と、古くより数多の文豪や偉人に愛され、筆記具の最高峰と謳われるモンブランによるアフタヌーンティーが期間限定で登場。ラブレターをテーマに、万年筆やシーリングスタンプを模した芸術的なスイーツやセイボリーの数々を堪能できる。

1904年にアメリカ・ニューヨークで創業したセントレジスは、時代を超えて受け継がれる伝統や洗練されたリチュアル、そしてバトラーサービスに象徴されるホスピタリティが1世紀余りを経たいまなお息づき、ホテルを訪れるゲストの特別なひとときを彩っている。その伝統のひとつに挙げられるのが、アフタヌーンティーだ。創業者ジョン・ジェイコブ・アスター4世の母でありニューヨーク社交界を牽引したキャロライン・アスターが、ゲストをもてなすためにアレンジした格式高いアフタヌーンティーは、時を経て旬の味わいやブランドとのコラボレーションを取り入れることで変貌を遂げ、人々を魅了し続けてやまない。
そんなセントレジスが大切に育むアフタヌーンティーと今回初めてコラボレーションしたのは、高級万年筆で知られるモンブランだ。1906年にインク漏れしない高品質の筆記具を生み出そうと、ドイツ人技術者とハンブルクの起業家たちがタッグを組み創業したブランドは、卓越したクラフツマンシップと革新的なデザインで、瞬く間に筆記文化に革命をもたらした。以来、レザーアイテムや腕時計、アクセサリーなどライフスタイルにまつわるアイテムを、高品質の素材と熟練の職人技によってつくり上げている。
両社に共通するのは、伝統を受け継ぎながらも進化を続け、時を超えたエレガンスとラグジュアリーを追究しつづける情熱だろう。このアフタヌーンティーにもそれはいかんなく発揮されている。文字をしたためることを芸術たらしめたモンブランの筆記具からインスピレーションを受けたスイーツは目にも美しく、まさに味わうアートそのもの。そしてアフタヌーンティーのテーマはラブレター。まるで愛の物語を紡ぐように、一品一品ストーリーを内包したスイーツとセイボリーが並ぶ。

ウェルカムドリンクとしてサーブされるのは、レモングラス&ジンジャーティーをベースにグリーンアップルシロップなどを加えたモクテル「ロイヤルブルー」。まるでモンブランの美しいインクのように鮮やかな色合いは、ブルーシロップで仕上げたものだ。
続いてスイーツでまず目を惹くのは、モンブランの真髄ともいえる傑作シリーズ「マイスターシュテュック」の万年筆をほぼ原寸大で表した一品。繊細なゴールドのペン先や丸みを帯びたフォルム、金具の位置までこだわり抜かれ、そのビジュアルは品格すら漂うほど。もちろん味わいも格別で、イタリア産のマスカルポーネチーズと生クリーム、そしてフランス産のチョコレートを合わせたガナッシュは、濃厚でクリーミーだ。
このほかにもカシスゼリーとガナッシュをホワイトチョコレートで包み込んだ「インク」は、真っ白な紙にインクが広がる鮮烈な瞬間を躍動感たっぷりに描く。封筒をかたどった「エンベロープ」はライチとラズベリーのムースを重ね、ホワイトチョコレートで仕上げたことで、甘酸っぱい想いをしたためたラブレターの味わいを見事に表現した。セイボリーにも色褪せない愛を表現した、スモークサーモントラウトとシャインマスカットのタルトなど、愛にあふれたメッセージが込められている。
そしてこのアフタヌーンティーには、モンブランのポストカード2枚とシーリングスタンプ型のステッカーセットが添えられている。ラブレターをテーマにしたスイーツを愉しみながら、ふと思い浮かんだあの人に手紙を送ることのできる粋なギフトだ。アフタヌーンティーでの友人との気の置けない語らいのなかにも、秘めたる想いが紡がれた手紙を読み進めるときにも、人と人が心を通わせる瞬間がそこにはある。想いをつなぐスペシャルな午後のひとときを、ぜひ味わってみてはいかがだろうか。

セントレジスアフタヌーンティー with モンブラン
開催期間:10月2日~12月25日
住所:大阪府大阪市中央区本町3-6-12 セント レジス ホテル 大阪 12階
TEL:06-6105-5659
提供時間:12:00~15:30最終入店(2時間制)
www.stregisbar.stregisosaka.com