京都にグランドセイコーの新ブティックがオープン! アジア最大規模の空間で、日本の美意識に触れる

  • 文:Pen編集部
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日本を代表する高級腕時計ブランド、グランドセイコーがアジア最大規模のブティックをオープン。7月26日に京都・四条通で華々しくお披露目される「グランドセイコーブティック 京都」だ。

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「グランドセイコーブティック 京都」の外観。多彩なショップが賑わう四条通に立地している。

錦小路通に面した従来の店舗から四条通に移転し、ニューオープンする「グランドセイコーブティック 京都」。四条通は祇園から四条烏丸まで京都の東西を横断する通りで、府内随一の繁華街・観光エリアだ。

ブティックは2階建てで、アジア最大規模の総面積約274㎡を誇る。1階の広々とした売り場には、ブティックならではの幅広いラインアップの腕時計を眺めることができる。ブランドを象徴する「エボリューション9 コレクション」をはじめとする人気モデルが、一部ガラス越しではなく展示されているので、時計のディテールまでを直に確認できる設計となっている。

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1階内観。日本的な美意識のもと、現代的に洗練された空間となっている。

階段を上がると、途中の壁面に飾られたアートが目に入る。京都を象徴する東寺の五重塔と、グランドセイコーの「獅子の紋章」をモチーフした細密画である。家紋を着物に描くことを生業としてきた京都の老舗の3代目、紋章上繪師の波戸場承龍の作品だ。伝統的な家紋のデザインにデジタルを組み合わせた「紋曼荼羅 Mon-Mandala」という独自の手法で描かれた作品は、「グランドセイコーブティック 京都」の空間に華を添える。

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紋章上繪師・波戸場承龍による細密画。2007年より家紋のアート作品を制作する。

2階は展示やイベントも開催できる、ゆったりとしたラウンジとなっている。国内外のファンに向けてグランドセイコーの魅力を発信する場所として機能していく予定だ。

世界中から人々が集まり、伝統文化と革新技術が交差する京都の街で、「グランドセイコーブティック 京都」は新たな名所となるだろう。ぜひ充実したラインアップと贅沢な空間を体験してほしい。

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2階内観。イベントや展示も実施できる自由度高いスペースとなっている。

グランドセイコーブティック 京都

住所:京都府京都市下京区四条通麩屋町西入立売東町21番地1 源吉兆庵京都四条ビル
TEL:075-354-5120
営業時間:11時〜19時
不定休
www.grand-seiko.com