人気アニメーション作家・和田淳がメンターとなり表現の可能性を探る、NEXT「アニメーション部門」が募集スタート

  • 文:Pen編集部
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まったく新しいオノマトペをテーマに、アニメーションのコンペ×ワークショップを開催

スマートフォンの普及により、場所やシーンを問わずアニメーションの視聴が当たり前となっているいま。さまざまなジャンルのショートアニメーション作品が生み出されています。Penが主催する若手クリエイターのためのプロジェクト「NEXT」では、独自の表現で注目を集めるアニメーション作家、和田淳さんをメンターに迎え、アニメーションにおける表現のさらなる可能性を模索するプログラムを実施いたします。

「新しいオノマトペ(3つのテーマから1つ選択)」をテーマにした10秒〜15秒程度のアニメーション作品を提出していただきます。新しいオノマトペは、和田さんが独自に考えた次の3つ。

・「ゆんすゆんす」
・「ぱろんぱろん」
・「のつのつ」

このワークショップでは、まだ誰も使ったことのないオノマトペをどのようなシチュエーションや動きで使うのかを想像し、アニメーションで表現することが肝となります。イメージが共有されているものではなく、その人の想像力でどんなオノマトペなのかが変わりますが、そのアイデアの独自性や映像での見せ方が、今回の審査のポイントとなります。

応募者の中から選ばれた5人(組)はワークショップにご参加いただき、和田さんから直接フィードバックを受けたのちに、ブラッシュアップ版をご提出いただきます。完成した作品はPen Onlineや各種SNSで発表します。さらに最優秀作品には賞金10万円を贈呈。詳細は以下の応募要項から。注意事項をご確認の上、ぜひご応募ください。皆さまのエントリーをお待ちしています。

<過去に開催されたワークショップの様子はこちらをチェック>
・ポスターデザイン部門 石井勇一(アートディレクター/デザイナー)
・パッケージデザイン部門 KIGI(クリエイティブユニット)
・ポッドキャスト部門 野村高文(音声プロデューサー/編集者)

■応募要項

【応募期間】
2024年8月1日(木)〜9月20日(金)

【提出物】
「新しいオノマトペ」をアニメーションにした10~15秒程度の作品。
以下3つのこの世に存在しない「新しいオノマトペ(擬音語・擬態語)から1つを選び、それがどんなシチュエーションで使われるかを想像し、魅力的なアニメーションにしてください。
「ゆんすゆんす」「ぱろんぱろん」「のつのつ」
※アニメーションのジャンル・形式は不問。
※上記テーマに当てはまれば、既存の作品でも可。
※音が必要な場合は権利関係をクリアしている音のみ使用可。
※100mb以内で、mp4、もしくはmovデータで納品。
※映像の意図を150字以内でコメント。

【スケジュール】
①09月30日(月):ワークショップ参加者発表
②10月12日(土):ワークショップ開催
③11月05日(火):ブラッシュアップ版の提出
④11月09日(土):上映・交流会
ワークショプ参加者による最終作品と、そこから選ばれた最優秀賞1作品を発表します。また、メンターとワークショップ参加者、そしてワークショップ参加には至らなかった応募者の方もご招待した交流会を行います。


【応募資格】
・ワークショップ(10月12日)および交流会(11月9日)に参加できる方
・メンターや参加者とのディスカッションを通して、自身の作品をさらに高めたいと考えている方

【応募方法】
1. 以下よりPen Membershipに会員登録し、エントリーする。
2. エントリー完了後、自動返信メールで「作品提出用フォーム」を受け取る。
3.「作品提出用フォーム」から作品を提出。

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【賞】
最優秀賞(1作品) 10万円 
※ワークショップを経て提出いただいた作品から選考を経た1作品を発表します。
(審査員:和田淳さん、Pen編集部)

【ワークショップ後の展開】
・ワークショップ参加者の作品は、PenのWEBサイト及びSNSで公開します。
・ワークショップの様子はPen Onlineで記事化します。(顔出し等は任意です)

本プロジェクトのメンター、和田淳さん

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和田淳⚫︎1980年兵庫県生まれ。大阪教育大学、イメージフォーラム付属映像研究所、東京藝術大学大学院で映像を学ぶ。2002年頃からアニメーションを制作しはじめ、「間」と「気持ちいい動き」を大きなテーマに制作を続けている。短編作品に『わからないブタ』(10)、『春のしくみ』(10)、『グレートラビット』(12) 『半島の鳥』 (22) などがあり、ベルリン国際映画祭短編部門銀熊賞、オタワ国際アニメーション映画祭グランプリ、文化庁メディア芸術祭優秀賞など、国内外で受賞している。またゲーム『マイエクササイズ』(20)を発売、横浜美術館、兵庫県立美術館などで映像インスタレーション『私の沼』(17)を展示、TVアニメシリーズ『いきものさん』(23)では監督を務めるなど、映画制作以外での活動も増えている。

和田淳さんよりコメント

この世にはない新しいオノマトペなので、どのような状況で使うのかは当然誰も知らないし正解はありません。みなさんの想像力でみなさんの正解を教えてください。説得力だけでなく、映像としても面白いアイデアを期待しています。

和田さんの作品 


『わからないブタ』(2010)

『いきものさん』(2023)

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NEXTとは

2017年より毎年開催され、その1年で活躍したクリエイターを讃えてきた「Penクリエイター・アワード」。昨年は俳優の安藤サクラさん、脚本家の宮藤官九郎さん、作家の小川哲さんなど、各界のトップを走るクリエイターたちが受賞しました。

「NEXT」は、その「Penクリエイター・アワード」から生まれたプロジェクトです。「Next Creator(新たな才能)に光を当てる」をコンセプトとして、若手クリエイターやクリエイターを目指す学生らを対象に、作品づくりのサポートや飛躍のきっかけとなることを目指しています。

デザインやアート、エンタメなどのカテゴリでコンペやワークショップを開催。ワークショップでは、各分野のトップクリエイターたちがメンター(講師役)を務めます。参加者はメンターのアドバイスや他の参加者とのコミュニケーションを通じて、ご自身の作品をブラッシュアップをしていただきます。

<2024年度開催の部門とメンター一覧>(2024年8月1日時点)

・縦型ショートドラマ部門 志村優(「ごっこ倶楽部」の統括プロデューサー)
・Webtoon部門 村松充裕(「STUDIO ZOON」編集長)
・ポスターデザイン部門 植原亮輔 (「KIGI」クリエイター)

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<応募に関する注意事項>

以下を必ずご一読いただき、応募フォームの「注意事項および個人情報の取り扱いについて」に同意の上、「同意した」欄にチェックを入れて応募してください。同意のない場合は応募できません。グループの場合は全員の同意が必要です。代表者が、事前登録フォームの「応募条件・権利規定および応募に関する諸注意」に対し「同意した」欄にチェックを入れて事前登録したことをもって、メンバー全員の同意を得たものとみなされます。なお、応募者が未成年の場合は、必ず親権者の同意を得てください。グループの場合は代表者だけでなく未成年者全員の親権者の同意が必要です。

※応募作品は、応募者自身のオリジナルの作品に限ります。
※応募にあたっては、第三者から知的財産権、所有権、その他の一切の権利について異議を主張されない作品に限ります。応募作品の権利に関する第三者からの請求、異議の申立、その他権利の主張については、主催者および、その他関係者は何らの責任も負わないものとし、応募者が自らの責任と費用負担で解決するものとします。
※作品で利用される画像・イラスト等が第三者の有する著作権・肖像権・商標権・意匠権などの権利を侵害するおそれのある場合は、応募者の責任において必要な許可を得た上で、ご応募ください。
※応募要項に記載された事項以外について取り決める必要が生じた場合、主催者の判断により決定します。応募者は、その内容に同意できなかった場合は応募を撤回できますが、応募にかかった一切の費用は返却いたしません。
※公序良俗その他法令の定めに反するもの、誹謗中傷を含むもの、著作権その他第三者の権利を侵害しているものは、審査の対象外となります。また、受賞発表後であっても、これらの条件に反していることが判明した場合、受賞を取り消します。
※反社会的勢力の活動を助長する行為が判明した場合、審査の対象外となります。受賞発表後に判明した場合であっても、受賞は催告無しに取り消されます。また、その場合に生ずる損害についての賠償は一切行われません。
※主催者は、受賞作や優れた作品ならびにその作者の氏名、年齢などの情報を主催者が発行する各種の媒体やウェブサイト、動画配信、ソーシャルメディア、イベント等で発表のほか、マスコミに対しプレスリリース等でこれらの情報を提供する場合もあります。また、主催者の広報活動に利用する場合があります。受賞作や優れた作品の公表に際し、作者の肖像を使用する場合がありますので、ご了承の上、応募してください。
※個人情報は、応募作品の受付や問い合わせ、審査の結果通知、その他の業務で必要と思われる事項、および次回以降の案内をするために利用させていただきます。原則として、法令の規定に基づく場合を除き、ご本人の承諾なしに、それ以外の目的で個人情報を利用または第三者に提供することはいたしません。
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