ロレックスは、ウォッチズ&ワンダーズ2024で新作を発表した。「オイスター パーペチュアル GMTマスター Ⅱ」に初登場したグレーとブラックベゼルのSSモデルをはじめ、イエローゴールドケースの「ロレックス ディープシー」、そして仕上げもカラーも新しい「パーペチュアル 1908」など、新作のラインアップは目を惹く注目作揃いだ。
ロレックス今年最大の注目作は、「オイスター パーペチュアル GMTマスター Ⅱ」に登場した新作だ。24時間回転ベゼルのセラミック製セラクロムインサートのカラーは、昨年発表されたグレーとブラック。しかしながら、控えめなツートーンは、視覚的にまったく新しい印象を与える。一方、目盛りと数字はPVDによるプラチナコーティングが施されていて、無彩色のバックからはっきりとした明度で浮かび上がる。
さらに、24時間針の躯体とブラックラッカーダイアルに上の「GMT-Master Ⅱ」の表記に採用されたカラーはグリーン。この斬新なセットアップは、かつてのブラック一色のセラクロムベゼルと同様、世界中のロレックスマニアを虜にするだろう。耐蝕性・耐久性・研磨性に優れたオイスタースチール製のオイスターブレスレットまたはジュビリーブレスレットが装備された2モデルが発売される。
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水深3900mまでの防水性能を誇る深海用ダイバーズウォッチ「ロレックス ディープシー」に、初のイエローゴールド製モデルが登場した。しかも高度な防水性の源泉であるケース構造「リングロックシステム」の重要部品である耐圧リングは、従来のスチール製モデルと異なり、金属ではなくブルーのセラミック(セラクロム)が採用された。セラミックをケース内に組み込む新技法は、技術革新の成果。サーキュラーサテン仕上げが施されたリングの存在は、外観に統一感ももたらしている。
さらにヘリウム排出バルブには、ケースバックと同じくRLXチタンを採用。ひとつの時計でゴールド、セラミック、RLXチタン製の3種を駆使する高度なマテリアル使いは、自社内に鋳造所を設けてゴールド合金の製造、鋳造、成形を完全管理するロレックスならではのアドバンテージだ。
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ロレックスの新たなコレクションである「パーペチュアル 1908」に、950プラチナ製の新作が登場。しかもダイヤルカラーは、ロレックスではプラチナ製モデルにのみ採用されるアイスブルーだ。ダイアルには切削工具を用いて表面に幾何学模様を彫るギョーシェ彫り(エンジン・ターニング)で、ライスグレインモチーフを施した。サンレイ仕上げのスモールセコンドからロゼット状に広がるようなパターンが、入射光を絶妙な美しさで反射する。
また、サファイアクリスタル製トランスパレントケースバックを採用しているコレクションならではの、完全自社開発・製造ムーブメント「キャリバー 7140」の洗練された造形と仕上げ、回転錘のアクションを眺める楽しみも見逃せない。マットブラウンのストラップの裏側、ライニングに施したカラーは、ロレックスを象徴するグリーンが採用されている。
多様なマテリアル、新鮮なカラー、立体的な仕上げが生むテクスチャー。五感に訴える新機軸を導入したロレックスのニューモデルは、それぞれが独創的だ。魅力的なコレクションの世界的な人気は、新モデルによって加速し、今年も続くに違いない。
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日本ロレックス
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