パリにサンローランの世界観を伝える、カルチャースポットがお目見え

  • 文:髙田昌枝(パリ支局長)

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PARIS パリ/フランス

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鏡、大理石、コンクリートと素材のコントラストが効いた内装。 

昨年末、シャンゼリゼに旗艦店をオープンさせて話題となった「サンローラン」。これに続き注目されているのが、パリ左岸にオープンした書店。自社が出版するアート本を中心にショーのサウンドトラックやデザイングッズも販売する。さらに、ブランドのクリエイションにインスピレーションを与えたアナログレコードや写真集、アート本などもセレクトした。

この書店はギャラリーとしての役割もあり、アート展示やサイン会などのイベントも開催。クリエイティブ・ディレクターのアンソニー・ヴァカレロが打ち出すメゾンの世界観を伝える場所として、早くもエッジィなパリジャンが集うアドレスとして注目されている。

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店内には、希少な写真集やアート本も多く揃う。ブランドのファンはもちろん、アート好きにもお薦めしたいスポットだ。saintlaurentrivedroite.com

※この記事はPen 2024年5月号より再編集した記事です。