「355人が同時にパンツを頭に被って…」世にも不思議な“珍光景”の理由とは?

  • 文:大村朱里

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Shutterstock-VLADIMIR VK ※写真はイメージです

アメリカ・ミズーリ州にある博物館が、355人を集め同時にパンツを頭に被る世界最多記録に挑戦。見事にギネス世界記録を更新した。

白いブリーフ片手に地域住民が集合!

今回、新記録を更新したミズーリ州にある「市立博物館」は、すでにいくつものギネス世界記録のタイトルを保持する、いわばギネスワールドレコーズの常連だ。地元紙によると、博物館は3月14日に「同時に頭に下着を被る人の最多記録」というなんとも変わった世界記録更新を企画。当日、この挑戦には355人の地域住民が白いブリーフ片手にイベント会場へ足を運びんだ。

ギネス記録更新する条件として、355人の参加者は審査員の合図と共に、1分間以上パンツを頭に被り、笑顔で写真撮影に応じなければならない。チャレンジの様子を捉えた動画には、子どもから大人まで老若男女の様々な人が白いブリーフを頭に被り楽しそうにダンスをしたり、歌を歌ったりと笑顔を見せている。道端でパンツを頭にかぶっている人を見つけたら、3度見をしてしまうほど異様な光景だが、イベントでは「頭にパンツを被ることは当たり前のこと」かのような感覚になっている。会場にはDJブースなどが設置され、参加者たちはこのちょっと変わったイベントを存分に楽しみ、見事355人でギネス世界記録を更新した。

その後、実際に参加した多くの人々は、SNSにイベントの様子と体験談を投稿。「なんてバカバカしいイベントで、なんて楽しかったんだろう...笑なんだか子どもに戻った感覚になった」とキャプションが添えられた参加者からの投稿には、ユーザーから多くのコメントが寄せられた。「いいなーーー。私も参加したかった!!」「次はいつ?」というこのイベントに興味を示す声や、「このブリーフは新品...だよね??...」「みんな帽子みたいに被るやん」などとジョークを交えたコメントも見られた。また「子どもの頃、家でパンツ一度は被ったことなかった?」という質問に対し、多くの人が共感していた。

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「楽しいことがあるのが街の魅力」と語る地元住民

博物館はこれまでにも、世界最大の鉛筆、最長のシーソー、最大のテニスラケットでギネス記録を獲得している。また、施設に展示されている世界最大のパンツという非公式記録も保持しており、イベント会場にはその“巨大パンツ”が飾られていた。

地元紙によると、イベント終了後、職員はこの偉業を記念して何かユニークな作品を作るため、参加者が頭に着用した下着に自分のサインをして博物館に預けるように呼びかけた。中には記念品を自分のものにしたいという人もいたが、ほとんどの参加者はそのパンツを寄付したといい、どんな作品が作り上げられるかは今後のお楽しみである。

「このような楽しいことがあるのが、この街に住む素晴らしいところです。この街が大好きです」とある地元の参加者はメディアのインタビューに答えた。

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パンツをかぶった355人の人々。踊ったり写真を撮ったり、思い思いに過ごす姿はとても楽しそうだ。

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パンツをかぶった人々の様子。

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同時にパンツを頭に被る、世界最多記録はニュースでも報じられた。思わずキャスターも笑ってしまっている。

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