CESでアワードを受賞した、日本の自動調理ロボット「I -Robo」に期待

  • 文:長谷川智祥

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材料のカットと鍋やフライパンへの投入は人間が行い、あとは皿への盛り付けまですべてこなす。人手不足の飲食チェーン店などで導入されている。 © TechMagic

日本のTechMagic社が開発した調理ロボット「I -Robo」が、世界最大のテクノロジー展示会CESにてロボティクス部門イノベーション・アワードを受賞した。I-Roboは、炒め調理を全自動でこなしてくれる装置。調味料の自動供給や攪拌、加熱、フライパンの洗浄までの一連の動作ができる。メニューに応じて、加熱時間や鍋の回転スピード・方向なども調整でき、むしろ料理人よりも精度が高い。すでに日本では実用化されており、今回の受賞を機に海外からの注目度も高まっている。

※この記事はPen 2024年4月号より再編集した記事です。