1892年に創業した老舗時計ブランドのハミルトンがハリウッド映画に初めて登場したのは、1932年公開の『上海特急』のこと。それ以来、500作を超える映画で腕時計が採用され、映画界の中で大きな存在感を発揮してきた。そのハミルトンが今回、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の映画『DUNE/デューン砂の惑星』の続編『デューン 砂の惑星PART2』に登場する"砂漠デバイス"をデザインし、さらにこのリストデバイスからインスパイアされた2つの数量限定ウォッチを2月22日に発売した。
今作ではヴィルヌーヴのリクエストに応じて、砂の惑星アラキスの先住民フレメンが着ける頑丈で特徴的なデバイスを特注で制作。フランク・ハーバートの原作の世界観と、ヴィルヌーヴの映画に対するビジョンを具現化し、伝統的な腕時計の枠を超えたオリジナルデザインはヴィルヌーヴからも絶賛されたという。
そして今回販売する数量限定ウォッチは、「ベンチュラ XXL ブライト DUNE スペシャルエディション」と「ベンチュラ エッジ DUNE リミテッドエディション」の2種類。いずれのモデルも近未来感のある質感で、フレメン独特の青い目を思い起こさせるブルーに光るダイヤルデザインが特徴的だ。
「ベンチュラ XXL ブライト」は、ケース左側にあるプッシュボタンを押すと、砂漠デバイスを模した鮮やかなブルーのラインが浮かび上がる仕掛けになっている。時針、分針、秒針は真鍮製だ。
「ベンチュラ エッジ」は、マットブラックPVD加工のトライアングルケースにブルーのデジタルディスプレイをあしらい、ダイヤルでリストデバイスの立体感を表現。劇中の砂漠デバイスさながらのリストウォッチに仕上がっている。
『デューン 砂の惑星PART2』の壮大な世界観を彷彿とさせる特別なタイムピースには、本作からインスパイアされたスペシャルボックスが付いている。映画や原作のファン、そしてコレクター垂涎のアイテムと言えよう。
ハミルトン/スウォッチグループ ジャパン
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