PARIS パリ/フランス
2020年に制定された循環経済法により、飲食店のイートインで使い捨てプラ容器廃止など、常にサステイナブルな取り組みの最先端をいくフランス。23年12月31日から生ゴミの資源化が義務づけられた。メディアでは家庭での生ゴミ分別や、コンポストのやり方についての報道が盛り上がりを見せている。
この法施行によって生ゴミの分別回収が全国でスタート。パリ市でも市場や街角に生ゴミ専用の回収ボックスが導入された。どの家からも徒歩3分圏内に設置され、24時間いつでもゴミを投入できる。建物の共同ゴミ置き場へのゴミ出しが当たり前のパリで、果たして「生ゴミ専用回収ボックス」は定着するだろうか?
※この記事はPen 2024年3月号より再編集した記事です。